こんにちは、アキです。
富士山の絶景展望スポットでお馴染みの「山中湖パノラマ台」へと訪れました。さらにパノラマ台からのハイキングコースの先にある「鉄砲木ノ頭(明神山)」まで登ってみました。
パノラマ台は山中湖において1、2を争う絶景スポットとされており、少し小高い山の上から山中湖と富士山を望める。鉄砲木ノ頭へのコースはどこからでも富士山を望めるので絶景ハイキングができる。
山中湖パノラマ台について
名称 | 山中湖パノラマ台 |
標高 | 1,090m |
所在地 | 山梨県南都留郡山中湖村平野 |
駐車場 | 無料駐車場あり(約10台) |
備考 | 公衆トイレあり、登山コース入り口あり |
詳細HP | 山中湖パノラマ台 – おすすめ観光スポット | 山中湖村観光課 公式サイト |
国道413号線(マリモ通り)から平野の交差点を県道730号線(三国峠方面)へと入っていくと三国峠までの中腹辺り(道路左側)にパノラマ台がある。
観光客やツーリング客が立ち寄っていたり、駐車場にはベンチやトイレもあるのでひと目で分かる。駐車場には仕切り線などはないので要注意。
有り難いことに公衆トイレも完備しています。綺麗に使用しましょう。意味をなしていないけど入り口を申し訳程度の木で隠してくれていますね。
ゴミ箱等も設置されていますが、しっかりと分別はしましょう。喫煙スペースはありませんでしたので喫煙者の方は注意して下さいね。
山中湖側ならだいたい開けた展望がありますが、道路のコーナーの先へと続いた小道を進むと1番の展望ポイントになっています。
明け方や夕方などは富士山カメラマンで賑わっているんじゃないでしょうかね。混んでいるからと路駐したり、道路へはみ出しての三脚撮影などの危険行為は避けたいところですね。
展望ポイントに立つと目の前に構えた富士山と山中湖が絶景です。その手前には緑の木々が広がる。山中湖は富士山から一番近い湖とされており、それがよく分かる展望になっています。
右奥に見えているのが南アルプスです。6月上旬のこの時期でも雪の残る様子が見えました。(と思ったけど雲ですね、あれは。)
パノラマ台はダイヤモンド富士の撮影可能な位置になっています。10月16日、2月25日の年2回です。詳細は公式HPのダイヤモンド富士ガイドを確認して下さい。
チェック休日の過ごし方 – ダイヤモンド富士 | 山中湖村観光課 公式サイト
鉄砲木ノ頭まで登ってみた
せっかくなのでパノラマ台からの登山コースを少し登ってみることにしました。登った先には鉄砲木ノ頭(てっぽぎのあたま)という標高1,219mの山になります。別名として明神山とも呼ばれています。
パノラマ台駐車場の1番奥に登山コース入り口があります。ここから登っていきます。登山マップのコースタイムでも30分というお手軽な登山コースです。
登山コースを歩き始めてすぐに気が付くのが「登山道が2本」あること。分岐というわけではなく並列して2本の登山道が続いています。
事情はすぐに把握しました。階段状に整備されていたであろう正規ルートの方は荒れており、段差が激しいことになり登りにくくなっていました。(雪解けに合わせて土も崩れていくのだと思う。)それを避けるように隣に新たな登山道が出来上がっているという。
鉄砲木ノ頭までの登山道には背の高い木が全くないので登りながら山頂まで見渡せる。かなり見晴らしのいい山で気持ちがいい。
ということは…
振り返ってみると。
フッジサーン。
鉄砲木ノ頭まで登っている最中はどこからでも振り返れば富士山が見えるという素晴らしい登山コースだ。たまたまあった枯れ木を入れてみたりと。
登山道のどこからでも富士山を撮影できるので、自分の体力に合った場所まで登って富士山撮影ができることになる。パノラマ台からさらに標高を上げられるのでおすすめ。広くて撮影スペースとして混雑することもないので、5分でも登ればパノラマ台よりも眺めが良い構図で富士山撮影ができる。
さらに登っていきます。
ずっと富士山が見えているので何回も何回も振り返ってしまう。新緑好きにはこの緑の空間がたまらない。
山頂付近まで来ると緑がなくなってきましたが、足元は溶岩混じりな感じで富士登山を思い出す感触だ。
パノラマ台から23分で鉄砲木ノ頭へ到着した。立ち止まりつつ登ってもかなり短い時間だった。
鉄砲木ノ頭の山頂には何かが祀られていた。
チェック奥宮(明神山) – 山中諏訪神社 | 縁結・子授・子宝・安産・子育
山中諏訪神社・奥宮だそうです。お寺神社には疎いのでよく分かりません。
鉄砲木ノ頭(標高1,291m)からは「三国山」方面と「高指山」方面へのコースに分岐しています。どちらも富士山を望める山なので、次の機会にこのコースを歩きたいところです。
三国山は三国峠から登ればいいからここは高指山方面へのコースへ進むほうが楽しめそうだ。
山頂での植物エリアはほぼロープで囲われており「植生回復中」ということで立ち入り禁止となっていました。緑を取り戻すための努力をしているわけですね。
ロープの先にある眺めの良さそうなスペースへ続く踏み跡があったけど、見つけても立入禁止の場所であれば入らないように気をつけましょう。
鉄砲木ノ頭の山頂からの眺めは良く、パノラマ台からそのまま標高を上げただけの構図です。時間と体力に余裕があれば、少しだけでも登ればパノラマ台とは違う構図で撮影できます。
登っている最中からずっと見晴らしが良く、まさにパノラマに広がった展望は素晴らしいものです。
ちなみにパノラマ台側から北側を見ると、石割山〜大平山までの山域を一望できます。この日の朝に歩いていた山域です。
まとめ:お手軽なハイキングコース
登山というよりもハイキングという雰囲気のお手軽な山登りができます。パノラマ台へ訪れたら鉄砲木ノ頭まで登ってみてはどうでしょうか。ただお手軽とは言え山登りには変わりがないので、登山靴などの最低限の装備の準備はして下さい。
以上が山中湖パノラマ台の詳細と登山記録でした。
- 石割山〜平尾山〜大平山を登山!山中湖と富士山の眺望が素晴らしかった
- 山中湖花の都公園!4月〜5月はチューリップ、ネモフィラが見頃