こんにちは、アキです。
久しぶりのパール富士撮影の記録です。
パール富士撮影は昨年10月の46年ぶりのハロウィン満月以来となりますが、今回は4月の満月『ピンクムーン』ということ以外にとくに特徴のない平凡な満月なので、シチュエーションに悩んだ末の撮影場所のチョイスでした。
パール富士の撮影記録(2021.4.26)
ちょうど仕事明けに夕方のパール富士、翌日は休日なので朝のパール富士も狙える。しかもどちらも好みの場所から撮影できるという好条件。
今年から始めた雪山登山への挑戦がどうも物足りないまま春を迎えたことで、登山欲も写欲も落ち込んでしまい気がつけば梅や桜など春物がとっくに終わっていたという状況(笑)
雪山への未練たらたらでしたが、ここで登山欲と写欲のモチベーションが回復。
最寄りの駐車場を確保
今回チョイスした撮影場所は東海道自然歩道のコース上です。
最寄りの駐車場を探したところ毛無山登山口駐車場(1日500円)を利用させていただきました。登山者用ですが東海道自然歩道に用事のある“ハイカー”だし、ガラガラだし、ちゃんと課金するのでセーフということで。
実はこの日のパール富士は『ふもとっぱらキャンプ場』の中が最も好条件でした。
撮影のためだけの無断侵入は禁止で、キャンプ利用も完全予約制です。パール富士を好条件で狙う方はあらかじめ予約してキャンプ場内にいたのかもしれない。
東海道自然歩道と吊り橋
東海道自然歩道のコース上を歩いていると目的の吊り橋へ到着。
ここからだと満月は富士山の頂上を通らないという微妙な条件だったけど、自分なりのイメージで撮影したかったので無問題。他のカメラマンもいなくて場所取り等の心配もありませんでした。
日中からずっと富士山は雲隠れしていたが、チラッと顔が見え始めて期待が膨らむ。
いつでも撮影できるようにカメラをスタンバイして待機。
どうなるでしょうか。
紅パール富士なるか…?
さて、富士山は頂上を隠したまま紅富士タイムに入るが月の出まではもう少しかかる。
雲はなんとか消えそうだけど、紅パールとなるか…?
ここからの月の出の様子をタイムラプスでどうぞ。
紅富士の終わるタイミングに月の出となり紅パール富士とはなりませんでしが、月の出のタイミングだけ顔を出してくれた富士山は空気の読める子です。
実はこのタイムラプスは比較明合成用にインターバル撮影をしていた素材で作成したので、コマ数が少なくて少しカクカクしています。数年ぶりにタイムラプスを作成してみたんだけど、Photoshopで簡単に動画に書き出せることを知って感動しています。
余裕があればタイムラプスも再開しようかな。
こちらは紅富士ピークの1枚をベースにして比較明合成をしました。
ピンクムーンの串団子化に成功したけど、途中で雲隠れしたので途切れてしまいました。当初のイメージとしては、吊り橋を突き抜ける長さの串団子にするつもりでした。
4月の満月はピンクムーン
4月の満月はピンクムーンと名付けられていますが、けして月がピンク色になるという意味ではありません。フロックスというピンク色の花が咲く頃に見られる満月ということから、北アメリカの先住民が使っていたネーミングだそうです。
ピークを過ぎてほんのりと薄紅に染まる富士山が、まさにピンクムーン感を演出してくれました。月ではなく富士山がピンク。
吊り橋は悪くないロケーションだったけど被写体力がどうも物足りない。上に人を立たせたい。知り合いとかに頼める方は挑戦してみてはどうでしょうか。
このあとは月が雲隠れしてしまったのでインターバル撮影も中止して撤収、明朝のパール富士を狙うために東へ移動します。
しかしネタバレをすると翌朝は撃沈。続きはただの登山記録になってしまうので別記事に分けようと思うので、興味のある方だけチェックしていってくださいな。
使用した撮影機材
- Nikon Z 6II
- Nikon D810
- NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD
- RICOH GRII
- GITZO GT2545T(Leofoto LH-30)
- Leofoto LS-323C(HUSKY 3Dヘッド)