こんにちは、アキです。
丹沢山地からの秋季ダイヤモンド富士を狙いに登山してきました。数日前の塔ノ岳からのダイヤモンド富士は悪天につき断念し、日付と位置をズラしての狙い。
ちなみに年1〜3回ほど登っていた塔ノ岳はやっと10回目の登頂でした。
登山記録(2018年10月22日)
秋季ダイヤモンド富士は19日に塔ノ岳、そこから1日ずつ丹沢山に向かって撮影ポイントが移動していきます。なので塔ノ岳を逃しても稜線上からダイヤモンド富士を狙えます。
ちなみに丹沢山まで行く必要はなかったけど、時間があったので大倉〜丹沢山ピストンしつつダイヤモンド富士撮影という山行にしました。
ダイヤモンド富士(大倉〜塔ノ岳〜丹沢山ピストン) – 2018年10月22日 [登山・山行記録] – ヤマレコ
コースタイム等はヤマレコへどうぞ。撮影中に一時停止するのを少し忘れたりしても「歩くペース」が標準だった。丹沢で登山ログをとるのは始めて。
駐車場情報も軽く載せておきます。
名称 | 秦野戸川公園 |
所在地 | 神奈川県秦野市堀山下 |
駐車台数 | 普通150台 中型10台 |
駐車料金 | 有料(HP参照) |
詳細HP | 県立秦野戸川公園 駐車場案内 |
備考 |
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秦野戸川公園の駐車場は8時〜21時の当日のみ有料で利用できます。もし山小屋で宿泊する場合や、下山が21時を過ぎてしまう場合は向かいにある24時間駐車場の利用をおすすめします。
僕はいつも24時間駐車場を利用している。公園にも駐車場にも登山靴を洗うための水道などがあるので助かります。
10回目の塔ノ岳登頂に向けて出発。
10回目の塔ノ岳登山
登山口近くにある自販機が相変わらず安い。
全体的に見ても500mlペットボトル含めて90〜110円というラインナップ。ハイカーが大勢通る場所なので安くても儲かるのだろうな。ありがたや。
序盤の舗装路が工事している真っ最中でユンボの横をすり抜けて通過することになった。
スタート時刻は10時50分、ダイヤモンド富士は16時40分くらいなのでそれまでに撮影ポイントに到着すればいい。
見晴茶屋前からの展望。
低いところではまだ秋らしさを感じない。
見晴茶屋を過ぎると階段やガレが増えてくる。
スタートが遅かったので他の登山客は少なく下山者としか遭遇しない。
秋晴れで空気はヒンヤリとして気持ちよく登りやすい。
緑が多くて視覚的にまだ秋を感じられず。
駒止茶屋はいつも閉まっている。
秦野観光協会の情報だと週末と年末年始は営業しているそうですが、まだ営業しているところを一度も見たことがない。
登っているとチラチラと展望が開けて山々の景色が見える。
山の上の方は紅葉というよりはすでに散っているような色をしている。今年は台風の影響で紅葉が微妙だとかどうとか。そういえば台風直撃で南アルプスの紅葉を逃してしまったな。
花立山荘に続く階段エリアはバカ尾根で一番堪えるポイントだ。しかも振り返ると展望が広がるので見入って足が止まる。
この階段で幼稚園イベントなのか大勢の園児くらいの子たちとすれ違ったが、塔ノ岳まで登ったのだろうか。キャッキャしながら元気に下山していった。
花立山荘まで登り切ると今シーズン初冠雪後の富士山と初対面。
昨年よりも早く雪化粧をして、この時期にしてはたっぷりと簡単に溶けることなく残っています。
夏富士を撮り切れていないので寂しい気持ちもある。化粧を落としたすっぴん姿が真の富士山という感じで好きなんだけどな。完全な雪解けは半年以上も先か。
そして塔ノ岳10回目の登頂!
遠出嫌いな静岡民なのに定期的に登りに来たくなる丹沢。そこそこボリューミーな山域ながら手軽にアクセスしやすく、駐車場や山小屋の充実など魅力溢れる山域。すっかり虜です。
丹沢大山国定公園の石標ってどこなく猫の足っぽい。みーくんを思い出すな。
ちなみに、僕が10回登る間に丹沢チャンプさんは1000回以上登っておられます。
過去に5000回達成、5555回達成の名刺を貰ったかと思えば、2018年7月には6000回を達成しています。何がすごいってボッカさんなので毎日30〜50kg近くの物資を担ぎ上げている。
全盛期には1日4回登ったりしていたとんでもない方です。
塔ノ岳山頂からの山々の景色は紅葉とまでは呼べずとも秋色に染まりつつあるのが確認できる。
15時近く、太陽の位置からして景色はすごい霞んでいた。これでもLightroomで不自然にならない程度にかすみ除去を加えています。
富士山には雲がかかっているが、ダイヤモンドには支障は出ないレベルなので良しとしよう。
丹沢山ピストン
ダイヤモン富士のポイントまで稜線上を移動します。
しかし歩きやすい気候に、秋晴れの稜線景色を見ると気持ちが良くなって丹沢山までピストンすることにした。ダイヤモンド富士までには間に合う。
笹が刈られてふかふかなエリアが非常に気持ちよかった。
撮影ポイントを確認しつつ、段々と太陽が沈む様子を眺めながら稜線を歩き進める。
先日の台風の影響によって倒れたと見られる箇所もいくつかある。
日が経っているので切断処理がされて通行可能。登山道の管理者に感謝です。
ソーラーパネルが出てきたらゴール。
百名山である丹沢山は5回目だったと思う。
記録写真だけ撮って急いで引き返す。雲の感じから面白いものが撮れそうだ。
丹沢山域でダイヤモンド富士
撮影ポイントまで引き返していると、やはり面白いものが出始めていた。
そして狙いの場所から撮影開始。
幻日の出現。(太陽の左右にある小さい虹みたいなやつ)レタッチで少し盛っているが、雲がいい具合に広がってくれたので両サイドの幻日を初めて撮影できた。
その後、沈みゆくダイヤモンド富士を撮影。
山の上に来たのならそこでしか撮れない構図で撮らないと気がすまないので、あまり寄り過ぎず丹沢らしさを取り入れた縦構図での撮影。
笹の斜面と富士山の位置を対角線上に置くことで奥行き感を出し、シャドウを持ち上げたくなる気持ちを抑えてアンダー気味に仕上げることで逆光感をキープ。(写真を見る端末の明るさで全然違うので自己満足の領域だと思うけど。)
日没後も素敵な景色が広がる。
すごい好きなロケーションだ。谷底にある川がお気に入りポイント。笹原のうねり具合とライン上への富士山の配置もなかなかツボだ。
翌日に予定があったのでちゃっちゃと日帰り下山開始。撮影場所から2時間半くらい。ライト使う時間帯に下山するハイカーもけっこういるものですね。
無事に丹沢山域からの秋季ダイヤモンド富士をゲットしてホクホク顔で帰路についた。
まとめ
静岡にも家から30分以内でこのレベルのハイキングスポットが欲しいな。
塔ノ岳10回目の登頂と、丹沢山地からのダイヤモンド富士撮影の記録でした。10回登頂と言っても登山記録を書いたのは5回だけどね。
過去の塔ノ岳のブログ記事を紹介しておきます。