塔ノ岳【2024年2月】パール富士を狙いながら大倉尾根をスノーハイク

こんにちは、アキです。

2月の塔ノ岳でスノーハイクしたときの登山記録です。

前回1月の塔ノ岳登山にて決めた月1塔ノ岳チャレンジは2月28日にギリギリ滑り込み、なんとか2回目を決行です。

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塔ノ岳の登山記録(2024.2.28)

塔ノ岳(パール富士) / あきさんの塔ノ岳(神奈川県)堀山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

主に利用しているアクセス手段です。

山名塔ノ岳(標高1,491m)
周辺の山丹沢山鍋割山蛭ヶ岳
登山口大倉登山口
YAMA CAFE前に登山届ポストあり
駐車場大倉駐車場(24時間)
秦野戸川公園大倉駐車場(8:00-21:00)
アクセス東名(下り)より「伊勢原JCT」を新東名「新秦野 出口」方面へ分岐
道なりに続き「秦野丹沢(スマートIC)」で下車、大倉駐車場まで約3分
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2024年4月更新
山名塔ノ岳(標高1,491m)
周辺の山丹沢山鍋割山蛭ヶ岳
登山口大倉登山口
YAMA CAFE前に登山届ポスト
駐車場大倉駐車場
(24時間)
秦野戸川公園大倉駐車場
(8:00-21:00)
アクセス東名(下り)伊勢原JCTより
新東名「新秦野 出口」へ分岐
「秦野丹沢(スマートIC)」で下車
大倉駐車場まで約5分
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2024年4月更新

今回もいつもの夫婦登山。

1月に引き続き、早起きをして4時に家を出発。日の出前に早朝スタートして塔ノ岳を目指す登山計画です。この日に登ろうと決めていたところ、意図せずにパール富士を狙えることが判明したので撮影を試みています。

本当は恒例行事である2月23日(富士山の日)のダイヤモンド富士を狙いに登りたいところだったけど、南岸低気圧の影響で悪天候となり断念することに。その代わりのパール富士狙いという感じでしょうか。

堀山の家まで

大倉バス停

5:20頃、大倉バス停前をスタート。

ちなみに秦野戸川公園駐車場は8:00〜21:00なので、日帰りの場合でも24時間パーキングを利用しないと早朝スタートはできません。

大倉登山口

5:30頃、大倉登山口を通過。

早朝とは言えど夜明け前は立派なナイトハイクなのでヘッデン必須です。

早朝の大倉尾根

6時を回り登山道に朝日が差し込む。

この時間帯の樹林帯歩きは気持ちがいいです。

早朝の大倉尾根

パール富士まで時間に余裕があると分かっていても、どうも急ぎ足になってしまい序盤から妻を置いて先を進んでしまった。しかし撮影待機の間に追いつかれるので問題はない。

早朝の駒止茶屋

6:30頃、駒止茶屋を通過。

南岸低気圧で丹沢にドカ雪が積もるときは駒止茶屋あたりも雪景色になるそうな。直近だと2月23日(富士山の日)にドカ雪が積もり、翌朝が最高のロケーションだったそうで登っていたハイカーさんが羨ましい限りです。

早朝の大倉尾根

朝日の差し込む樹林帯には木道も映えます。

早朝の大倉尾根

登山道脇にチラホラと残雪が現れ始めた。ドカ雪から5日経ってもこの標高に雪が残っているものなんですね。少しはスノーハイクが楽しめるだろうかと期待が膨らむ。ちゃんとチェーンスパイクは持参しています。

2月のパール富士を狙って

パール富士撮影

6:40頃、堀山の家へ到着。

近くの富士山の見えるポイントにてカメラをセッティング。富士山の頂上に月が落ちるまで50分程あるので待機していたところ、妻が追いつきそのまま抜き去っていった。頂上で合流することになりました。

パール富士

7:30頃、富士山頂上に白い月が沈む。

日の出から2時間後のパール富士なので「もしかしたら月が見えないかもしれない」という不安もあったけどギリギリセーフのようだ。かろうじて薄いパール富士を確認できます。

パール富士

焦点距離が足りていなかったのでトリミング。手持ちレンズの最大は120mmだったので仕方がないですが、月が薄いからこそ少しでも月に寄る必要があったようです。こんなことなら180-600mmを持ってくればよかった。

大倉尾根をスノーハイク

大倉尾根から富士山

月の入りを見届けたら荷物を撤収して登山再開。すでに頂上へ到着しているかもしれないけど先を行く妻を追いかけます。

残雪の大倉尾根

私がこれまで大倉尾根を登ってきた経験としては残雪は多い印象。

残雪の大倉尾根

まだチェーンスパイクは不要。

残雪の大倉尾根

8:05頃、花立山荘を通過。

だいぶ雪が残っていたのでチェーンスパイクを取り出して手に持ちながら歩くことにした。いざというときはすぐに装着できるように、木道を歩くときはすぐに外せるようにします。

残雪の大倉尾根

場所に寄っては凍結していたり滑りやすい斜面があったけど、それほど長くない区間だったのでチェーンスパイク無しでほとんど突破。付け外しのために立ち止まるのが面倒くさいんです。

残雪の大倉尾根

果たして今日は出番が来るのだろうか。

残雪の金冷やし分岐

8:20頃、金冷シ分岐を通過。

残雪の大倉尾根

雪が増えてきましたね。これが傾斜ならチェーンスパイクを装着するところだけど、階段状なので無くても登れてしまう。

残雪の大倉尾根

と思ったら急に無くなったりする。

チェーンスパイクは木道を痛めてしまうので雪が無いのなら外す必要があるけど、でも頻繁に付け外しをするのは面倒です。なので微妙な積雪であればなるべく装着せずに強行したいのです。

残雪の大倉尾根から見る富士山

頂上間近の階段から振り返ると見える富士山。降雪したばかりなのか真っ白でした。塔ノ岳で久しぶりのスノーハイクでテンションが上がります。

空気も澄んでいて箱根の山域、愛鷹山、伊豆半島までくっきりと確認できます。

残雪の塔ノ岳山頂

残雪の塔ノ岳山頂

8:30頃、塔ノ岳(標高1,491m)へ到着。

チェーンスパイクの出番なく登頂です。

積雪の塔ノ岳から見る富士山

降雪したばかりなのかと目を疑うような足跡ひとつない美しい雪面が残っている。

5日前の積雪のはずだけど足跡はなく、綺麗な景色をみんなで共有できるようにハイカー達が気を使って残していてくれたのだろうか。私も足を踏み込むことなく残しておきました。

ありがたや。

残雪の塔ノ岳山頂から見た富士山

やっぱり雪が多い。

23日の積雪時はどれだけ積もっていたのだろうか。

尊仏山荘でのんびり

尊仏山荘から見た富士山

塔ノ岳頂上で気の済むまで撮影を済ませたら尊仏山荘にて妻と合流。今日は丹沢山までは行かずに休憩とします。のんびりデーです。

妻の顔なじみの常連さんたちが山小屋に集まり宴会が始まります。

尊仏山荘のブラックコーヒーを飲みながら腹ごしらえ。この日の食事はファミマの「大きいあらびきチョリソー」です。もともと私はセブン推しだったけど、引っ越したことで最寄りのコンビニがファミマになったので推し変しました。

残雪の塔ノ岳山頂

10:20頃、ハイカーで賑わう頂上の様子。

平日でも人気の山です。

これだけの快晴で富士山もくっきりと見えていれば登らずにはいられないでしょう。

花立山荘から見る富士山

11:20頃、下山開始。

やはり下山時につるつる滑って危険が増えるのでチェーンアイゼンがあると安全。雪山ってアイゼンがなくても意外と登れちゃうんだけど、アイゼンがないと下山時に積むことがあるので注意。

秦野戸川公園の河津桜が見頃

秦野戸川公園の河津桜

13:40頃、大倉へ下山完了。

ちょうど県立秦野戸川公園の河津桜(カワヅサクラ)が見頃を迎えていたので立ち寄ります。河津桜を目的に来園した方や下山後のハイカー達で賑わっていました。

入園は無料ですが駐車料金や交通費がかかります。

関連県立秦野戸川公園の河津桜が咲き始めました | はだの旬だより-秦野市観光協会

秦野戸川公園の河津桜

2月中旬〜下旬にかけて開花するそうで、この日(2月28日)は満開と呼べそうなくらい見頃だったと思います。パール富士に続いて意図せずにナイスタイミングに訪れました。

秦野戸川公園の河津桜

河津桜はピンク色が濃くて綺麗です。

青空を背景にしたピンク色ってどうしてこんなに映えるんだろう。

まとめ

2024年目標の「月1塔ノ岳チャレンジ」は2月28日にギリギリ滑り込んで2回目を達成。いつまで続くのか見届けていただければと思います。

目標としては登るだけでいいんだけど意図せずにスノーハイク、パール富士、満開の河津桜など楽しめて思いのほか満足感のある登山になりました。

トレーニングにもなるので継続することには大いに意味があります。

使用した撮影機材

今回使用した撮影機材の紹介です。

カメラNikon Z 7II
カメラRICOH GRII
カメラApple iPhone 15 Pro
レンズNIKKOR Z 24-120mm f/4 S