こんにちは、アキです。
ミニ三脚『Leofoto MT-03』を購入しました。
テーブル三脚とも呼ばれる小型軽量のミニ三脚で、フルサイズ一眼等を載せてもそれなりに安定感のある剛性があり、登山時のタイムラプス撮影に活用できるのではないかという理由で導入。
ちょこっと使用レビューです。
ミニ三脚 Leofoto MT-03について
全伸高 | 180mm |
最低高 | 30mm |
収納高 | 143mm |
自重 | 162g |
最大耐荷重 | 5kg |
開脚角度 | 35°/ 55°/ 85° |
付属品 | 専用メンテナンス工具、専用ケース、取扱説明書 |
ミニ三脚なのに耐荷重5kgという安定感。
スマホやコンデジだけでなくフルサイズ一眼クラスでも、荷重バランスさえ注意すれば安定して支えられるスペックです。重たいカメラでも支えられるので、テーブルフォトでもカメラを選ばずに使用できたり、登山や旅行の際にバッグに忍ばせておくと何かと撮影が捗ると思います。
触った感じでも頑丈に作られているのがよくわかる。手元にあったManfrotto PIXIとは比べものにならないクオリティだが、その分の重量も多少は増している。
MT-03は脚が折り畳まれていて二段階に高さ調整可能、開脚角度は三段階で調整可能となっていて、様々なロケーションに対応できる。まさに痒いところに手が届くミニ三脚。
ちなみに、MT-03には雲台付属モデルが何種類か販売されていますが、手持ちの雲台を載せるつもりだったので僕は雲台無しのMT-03単体で購入しました。
雲台付属モデルに付属されているのはボール径25mm径のLH-25ですが、このクラスの雲台なら所有している小さめの自由雲台KF-28(28mm)を載せても同じようなものだと判断。同じアルカスイス互換だし、LH-25には無いパン機構もあるので使い勝手が良い。
少し頭でっかち感は否めないけど、28mm経の自由雲台ならフルサイズ一眼レフでも運用できる固定力はあります。(使用レンズによる荷重バランスに注意)
撮影に使用してみた感想
実際に登山に携行して撮影に使用してみました。
登山をしてタイムラプス撮影
登山時にコンデジのRICOH GRIIを載せてタイムラプス撮影をしました。タイムラプス用の三脚を持たない登山でしたが、MT-03によってGRIIをタイムラプス要員へと回すことが可能となりました。
タイムラプス用として耐荷重を考慮すると、軽めのトラベル三脚でも重量1kgくらいはあるので、重量162g 耐荷重5kgのMT-03はまさに“小さな巨人”ですよ。
登山で三脚2本はダルくても、三脚1本+ミニ三脚ならまったく苦じゃないです。
これはタイムラプス撮影欲が高まってきた。
Nikon Z6IIでも安定した固定力
ミニ三脚なので低い位置での撮影しかできないと思いきや、岩の上などで高さを稼げばそこそこストレス無く構図を決められます。周辺環境を存分に活用しよう。
大きめのカメラを安定させるには雲台次第になりますけど、フルサイズミラーレスを載せて星空撮影くらいならスライドプレート等に頼らずに安定した固定力でした。荷物量がシビアなテント泊登山などで、三脚はMT-03だけという選択肢も今後はあり得ると思う。
アルカスイス互換は失敗だった
MT-03にはアルカスイス互換雲台は失敗でした。
GRIIをアルカスイス互換で運用するために『SUNWAYFOTO クイックリリースプレート PT-26』を購入して取り付けていたんだけど、クイックリリースプレートを取り付けるとカメラ底面のフタが開かなくなってしまい、バッテリーもSDカードも取り出せません。
くっそ不便なのでアルカスイス互換での運用は却下することに。
そこで自由雲台『Leofoto MBH-19』を購入し、三脚穴へ直付けでの運用にしました。ボール径19mmの小型雲台だけど耐荷重は2kgあるのでコンデジを載せるには十分なスペックです。
ちなみに『MT-03+MBH-19』はセット販売されているので、別々で購入するよりも多少お得だと思います。
三脚穴さえあれば取付可能なので、Lプレート付きのZ6IIでも運用は可能。試しに載せてみたけどMBH-19の固定力が意外と高いです。耐荷重2kgなのでスペック上では余裕がある。
GRIIでタイムラプス撮影がメイン運用になるんだけど、いざという時にはフルサイズ一眼も載せられる心強いミニ三脚です。
登山ザックや旅行バッグに一つ忍ばせておいてはどうでしょう。