H&Yマグネット式フィルターホルダーにMark IIが登場!改良された固定ネジとその効果

こんにちは、アキです。

僕が撮影で使用する角型フィルターはマグネットシステムでお馴染みH&Y Filterの『100mm K-Series フィルターホルダー』で運用しています。

利便性の高さからH&Y Filterを愛用しているカメラマンは多いと思いますが、実はこのフィルターホルダーにMarkⅡが登場していたことをご存知でしょうか?

一体どこが改良されてMark Ⅱになったのかを紹介します。

K-Series フィルターホルダー MarkⅡ

100mm K-Series フィルターホルダー Mark II

いま僕の手元にあるのはMarkⅡです。

写真から違いがお分かりでしょうか?

正式な製品名は『100mm K-Series フィルターホルダー Mark II』で、2021年9月9日に旧型から切り替えられて販売されています。僕が購入した『K-Series Basic Set』などのセット製品もすべてホルダーはMarkⅡへと変更されています。

当時、僕が購入したのは旧型でしたが縁あってMarkⅡへと入れ替え済みです。

 

MarkⅡの改良点について

H&Y K-Series Basic Set

Mark Ⅱで改善されたのは「Lock Screw(固定ネジ)」です。

角型フィルターはマグネットの磁力だけで張り付いているため、後ろからの衝撃(間違えて手をぶつけてしまったり)や、不慣れな操作によって落下させてしまうことがあります。

「落としやすさ」はマグネットシステムによる利便性向上に伴うリスクでもありました。

そんな事故を防止するための固定ネジ。

 

100mm K-Series フィルターホルダー

上記写真はこれまで所有していた旧型の固定ネジ部分。

締め付けた固定ネジによって直接フィルターを押さえ付ける構造になっていた。

固定ネジの“点”によって押さえ付ける構造だと、フィルターの固定力は弱いため強めの衝撃によって外れて落下することがあったそうです。

 

100mm K-Series フィルターホルダー Mark II

上記写真は改善後であるMarkⅡの固定ネジ部分。

固定ネジの締め付けとともに、3cm程度の“面”が稼働するように改良されています。

固定ネジ先端の“点”で押さえていたのが、長さ3cm程度の“面”で押さえつける構造に変わったことで固定力が増したというわけです。

 

100mm K-Series フィルターホルダー Mark II

押さえ付ける力が“点”から“面”に改善された。

そもそも固定ネジの操作で手間が増えてしまうため、マグネットシステムの利便性が落ちてしまうのも事実。手慣れた方なら固定ネジを使用せずに運用していると思うので、無理に旧型から買い換える必要はないかもしれません。

固定ネジの固定力に不満を感じていた方、すでにフィルターの落下経験のある方などは入れ替えをおすすめします。これからH&Y Filterの導入を考えている方は、どの製品もホルダーはMarkⅡに切り替わっているので大丈夫です。

僕のおすすめはお得なセット製品ですね。

 

まとめ

何を隠そう、僕も不慣れな固定ネジ操作によってフィルターを落下させた経験があります。ちょっと締め付けが甘かっただけでフィルターが動かせてしまったので、無理くり操作していたらパコーンとやってしまいました。

そのことを書いていた初見レビュー記事がH&Y Filterの担当者の方の目に止まったようで、わざわざMark Ⅱの存在を教えていただけました。

同じような意見が多かったのかホルダーはMarkⅡへの改良に至ったわけなので、トラブル事例や改善を求める意見などは書いておいて損はないですね。フィードバックは大事です。

神対応、有難うございました。

↓旧型の初見レビュー記事

 

ABOUT US
アキ
インドア派だけど富士山写真と登山とカメラが好きな人。主に富士山撮影を目的とする登山が好きで撮影ポリシーを厳守して活動中。体力作りで始めたランニングをきっかけにフルマラソンに挑戦しサブ4達成。撮影記録や登山記録をフォトブログにまとめ、関連した役立ち情報の発信をしています。誰かの参考になれたら幸いです。