こんにちは、アキです。
登山したときにビールなどのお酒類を飲んでいる人って見かけませんか?登りきった達成感、頂上からの景色をつまみに飲むビールは格別かと。
そもそも山小屋にビールが販売されてたりしますね。富士山9合目だったかビールの自販機もあった。
ただ山でお酒ってどうなの?って思いませんか?酔いながら登山したら危なくないのか。なので僕の思う登山でのお酒の飲み方やメリット・デメリットをまとめてみました。
登山でお酒を飲むという危険行為
登山中に酔ってたら怪我するよ
言わずとも分かりますよね。登山でお酒なんて飲むのは危険です。飲酒運転なんかと同じ。
と言っても行動中の話です。別に登山に限らずお酒飲んだら何やっても危険だけど。
酔った状態で登山を続けてたら当然、「転倒・滑落」などの事故が起こりやすくなります。何でもない平地でもフラフラしてるんだから無茶はやめましょうね。
多いのは登頂後に山頂で1杯という感じかと。山小屋でもお酒が買えますからね。しかし、そのタイミングで飲んでしまうと下山時がとても危険になります。オススメしません。
日帰り登山では我慢。さらに下山後に車に乗る方、飲酒運転になりますから絶対にやめましょう。
お酒を飲むタイミングとは
登山でお酒を飲むのは宿泊する時だけがいい。
山小屋でもテント泊でも、寝る前に飲んでしまえば朝には酔いが醒めます。飲むならこのタイミングしか無いかと思います。
とにかく出発時に酔っているのが危険なんです。僕は絶対に飲酒状態での行動はしません。怪我したくないし。
飲む量はほどほどに
宿泊だからとたくさん酒飲んでも危険です。
テント、山小屋で宿泊する場合でも周辺で何かしら行動するわけですよね。足場が悪いので転倒の恐れがあります。馬鹿騒ぎして飲みすぎないように注意です。飲酒量はしっかりセーブしましょう。
もちろん山の上では岩などが転がっていることが多いので、一回の転倒で骨折などに繋がります。打ちどころが悪ければ致命傷なんてことも。そしてすぐに病院に行けるような場所じゃないです。
自分のテントだとか荷物に躓いて転倒。そして骨折とかイヤでしょう?
あとは高山ほど酔いが回りやすいようです。普段の感覚で飲むのとは違うことを頭に入れておくのがいいですね。「酔い」が心配ならノンアルコールの持参をオススメします。
ただ、団体さんとなるとどうしても宴会が始まります。誰かが持ってきた日本酒でワイワイと。絶対に楽しい(確信)
最終的には自己責任ということになります。自分で考えて「これはマズい」と思うことはしないのが1番。
登山でお酒を飲むメリット
登山中での飲酒にもメリットがあります。「好きだから飲む」ということじゃないです。ちゃんとした効果が得られるはずなので、そのためにお酒を持参する人もいるのかと思います。
「血行促進」により体が温まる
夏でも山の上は冷えます。夜なんて防寒具がないと厳しいくらい。そんな寒い山の夜にはアルコールの摂取によって身体を温めるという方法があります。
お湯割りなんかで飲めば程よくポカポカして過ごしやすくなるかと。ただ1、2杯くらい十分だと思います。アルコールの摂り過ぎは逆に危険です。「酔い」による事故ですね。ほどほどに。
緊張を解き寝付きやすくなる
僕みたいなビギナーは、夜の山の中というのはとても怖いものです。人里離れた山奥の森の中で無人の山小屋での宿泊の際、たっぷりと時間のある中で僕は明らかに寝不足気味という好条件でありながらなかなか寝付けませんでした。
山を登ってきたため気持ちが高ぶっています。山登りの「緊張感」、人の居ない森の中という「恐怖心」「不安感」など精神的にとても緊迫しているためです。アドレナリンが出っぱなしなのかと。寝ようと集中してもちょっとした物音一つでハッと目が醒めます。
2000m近く深夜の森の中の避難小屋にて。
ガサガサ……クン…クン……イル……ニンゲン…フー……
ガジガジ…ガジガジ…(小屋をカジッているような音)
少し空耳が混じってますが鹿かと思う。けど深夜の森の中でこんなん寝れませんわ(笑)
そんな時にアルコールの摂取により緊迫している気持ちを和らげます。精神を麻痺させるというのが正しいか。だいぶ楽になるのではないでしょうか。
あとは眠気ですね。「酔い」が醒めてくる辺りって睡魔に襲われないですか?緊迫した気持ちを落ち着かせながら程よく眠気の手助けにもなります。一睡もできないより断然マシなのでおすすめ。
登山でのお酒の飲み方まとめ
デメリットの方が大事なので上にしました。
[su_note note_color=”#d6e6fd” radius=”10″]デメリット
- 飲酒状態での行動は「転倒・滑落」の危険がある。
- “日帰り登山” での飲酒は危険が多い。
- 飲むならテント、山小屋等での宿泊の際にすれば危険は少ない。
- 高山では酔いが回りやすいため、宿泊でも飲みすぎると危険。
メリット
- 登山で自分の好きな食べ物、飲み物があると楽しい。
- 山の上で身体を温められる。
- 緊迫した気持ちを和らげてリラックスできる。
- 程よく睡眠への手助けになる。
まとめ:スキットル買っちゃった!
山でのウィスキーを始めるためにスキットル買ってみました。これも使用したらレビュー記事にまとめます。スキットルには入れるお酒っていうのが限られているんですよね。
あとはスキットル自体の素材も複数あって、入れるお酒との関係があります。
奥が深いですよ。そのあたりもまとめる予定です。
その前に登山での正しいお酒の飲み方をまとめました。皆さん山では考えてお酒を飲みましょう。