こんにちは、アキです。
一眼レフカメラには寿命があることをご存知ですか?
正確にはシャッターユニットの寿命です。
シャッター回数が多いほど故障時期が近くなるということで『中古車を選ぶときの走行距離』みたいな目安だと思って下さい。シャッター回数から使っているカメラの寿命がおよそ判断できる。
今回はMacでシャッター回数を調べる方法を紹介します。
ちなみに僕の一眼レフカメラはNikonなので、他メーカーの写真で同じ方法で調べられるかは分かりませんのでご了承下さい。
Windowsでの調べ方は別記事にまとめています。
シャッターユニットの寿命について
ニコンの一眼レフカメラではシャッター回数はおよそ10万回〜20万回が寿命の目安となっている。D3000シリーズなどエントリー機で10万回、上位機のD810で20万回ほど。
あくまでも目安であって正確な寿命回数とは限らないので注意してください。
目安のシャッター回数を超えたからといって急にカメラが故障する訳でもなく、シャッターユニットの交換時期の目安くらいに思うと良いかと思います。慌ててカメラを買い換える必要は特にないので壊れるまで安心して撮影を続けて下さい。
Macでシャッター回数を調べる方法
調べたいカメラの一番最後に撮影したファイルを用意します。
Macであれば撮影ファイルの情報からシャッター回数を簡単に調べることができます。専用アプリなどは必要なく、デフォルトの機能だけで可能です。
該当ファイルで右クリックから『このアプリケーションから開く > プレビュー』を選択します。
プレビュー画面が開いたら、ツールバーから『ツール > インスペクタを表示』を選択します。
表示された詳細情報のExifタブの中にあるイメージ番号がその写真の撮影ナンバーとなる。カメラには撮影回数が累計で記録されている。
僕のD810のシャッター回数は85,094回ということが分かった。中古カメラなのでだいぶシャッター回数は多いが、上位機種なので寿命目安が20万回と考慮すればまだ半分も撮影していないことになる。
中古カメラを買ったら確認しよう
中古の一眼レフカメラを購入するときは手元に届かないと調べることができない。中古ショップなどはシャッター回数などは表記してくれないので購入後にアタリハズレを知ることになる。(出品者に質問をすれば調べてくれることもある。)
僕の中古D810の購入時のシャッター回数を調べてみたいと思います。
購入時のシャッター回数を調べるときは1番目に撮影したファイルを用意したら、上記の方法でシャッター回数を調べます。
自分が中古D810を購入して1枚目のシャッター回数は80,144回でした。なので購入時のシャッター回数は80,143回ということですね。
8万回って前オーナーはけっこうな枚数を撮影しているな。風景写真を1枚1枚じっくりと撮影する僕にはかなり枚数が多いように感じる。連写を多用していたりインターバル撮影などしていたのだろうか。
今さらD810を選んだ理由。高画素カメラと手ブレ補正5段の相性が良いという話
Windowsで調べる方法
Windowsではデフォルト機能ではExif情報を閲覧することができず、専用ソフトなどが必要になります。複数のフリーソフトが存在しており、機種によってシャッター回数を調べることができないソフトもあります。
Windowsでの調べ方については別記事に5つの方法を紹介しているので、Windowsユーザーの方はそちらをチェックしてみて下さい。
まとめ
趣味レベルで撮影しているのであれば10万回、20万回なんてまず撮らないだろうな。新品だったら寿命など気にせずに撮影していけばいい。
中古カメラを購入するときは注意です。外装がどれほど美品だとしてもシャッター回数はなるべく調べてから購入した方がいいです。選べるのならとにかくシャッター回数の少ない個体を探すこと。
これからはフルサイズミラーレス時代に移行しつつあります。ミラーレスはレフ機よりもシャッターユニットの動作部品が少ないのでシャッターによる負荷が圧倒的に少ない。かなり寿命も長いものと思います。
フルサイズミラーレス欲しいです。
一眼レフカメラのシャッター回数をMacで調べる方法でした。