撃沈の朝と、ドクターイエロー撮影記Part13

ドクターイエロー撮影記

こんにちは、アキです。

とくに撮影計画を考える時間もなくどこかへ富士山撮影に行こうと思うと、とりあえず田貫湖にたどり着いてしまう。そんなある朝の富士山撮影とドクターイエロー撮影の記録です。

ドクターイエロー撮影記がパート化していたことを思い出して過去のブログを探してしまった。いつの間にかPart13らしい。

富士山撮影記

田貫湖の逆さ富士

田貫湖に到着したのは朝5時過ぎ。

空はスッキリとしているが富士山は頭を隠している状況。すでに夜が明けており他所に移動する時間もなさそうなので此処で撮影を続けることに。

「あ、ドクターイエローじゃん」と気が付いて家を出たので無計画でぐだぐだ。

田貫湖からの富士山

見ていると時折、頭をチラつかせる富士山。

風は非常に弱く、雲の動きは少ない。

正直言うと、少し移動すれば雲に邪魔されずに済むのはライブカメラでも確認できた。でも移動中に朝焼けピークが来てしまうので動きづらいんだよなぁ。

田貫湖で逆さ富士

湖面が波立ってきたところでND1000フィルターを使用して滑らかにした。60秒のスローシャッターだが雲が全然流れなくて退屈だ。

相変わらず富士山も顔を出さない、恥ずかしがり屋め。

NDフィルター(ND1000)で日中スローシャッター!水流を幻想的にする方法

田貫湖で朝焼けと富士山

そうこう遊んでいると朝焼けタイムになったので、NDフィルター外して撮影。

すでに2焼け。当然手前の雲が邪魔だ。

かろうじて富士山の頭がチラ見している。

モヤモヤしながらも久しぶりの撮影でリフレッシュ。(プラマイゼロ)

自作ピンホールレンズ

この空の写真すごく味出てると思いませんか?

ただのピンぼけ写真にしか見えないと思うけど、これ自作のレンズで撮影したんです。

自作ピンホールレンズ

一見「あいつ、レンズ無しでなにやってんだ…」と思ってしまう光景。

でもよく見るとボディキャップに穴が空いており、いわゆるピンホールカメラというやつです。小学生のときに厚紙でピンホールカメラを作ったことを思い出す。懐かしくないですか?

なにか最近になってピンホールレンズの話題を連続で見かけて気になっていた。

海外メーカーが一眼レフの各マウント用にピンホールレンズ生産のクラウドファウンディングをしていたり、登録していたYouTubeチャンネルで自作しているのを見かけたりと。

そこで安いし簡単なので僕も自作してみたというわけです。

今日の一番の目的はこの試し撮り。また別記事にでもまとめようかと思います。

田貫湖で逆さ富士

このまま日の出を迎えるが雲が邪魔する展開なので、早々に切り上げた。

非常に眠い。

水ヶ塚公園からの富士山

仮眠をとるために涼しそうな場所まで移動してみた。

水ヶ塚公園からも富士山は見えなかった。というかピンポイントで雲のある場所へ来てしまうセンスの無さ(笑)しかし空気がひんやりしており快適に仮眠できた。

ドクターイエロー撮影記Part13

稲穂

久しぶりにドクターイエロー撮影会場へやってきました。

一部は稲穂が狩られて秋の風景となっていた。定番の田園風景だが季節感を楽しめるスポットだ。

しかし今日は富士山は見えず残念。

稲穂と新幹線

主役不在で構図探しに悩んでいると、稲穂を刈っている農家さんがいたので被写体にさせて頂きました。

ほのぼのした田園風景と新幹線のギャップが絶妙だ。

稲穂と新幹線

これはモノクロ映えしそうだと思ってSilver Efex Pro2で加工したら、思った通り好みのモノクロ写真に仕上がった。たまにモノクロ加工やってみると面白い。

こんな構図でドクターイエローも撮影しようかと思ったけど農家さんが移動を始めた。お昼ご飯の時間帯だし帰るようだった。

でもドクターイエローと一緒に撮りたい。

そんなときは、やはりフォトショ合成。

こんな感じで2枚の素材を撮影します。

帰る前の農家さんだけをあらかじめ撮影しておき、後から通過するドクターイエローも同じ構図で撮影。構図が動かせないので三脚での撮影が推奨です。

ちなみにドクターイエローは1/1250秒で撮影しています。この画角では、僅かにブレることで動感を出しつつディティールもそれなりに維持できる絶妙なシャッタースピードだと思う。

ドクターイエローを田園風景

2枚をかけ合わせて完成。

理論としては星や花火の比較明合成と同じ『時系列の合成』になる。

イメージした風景に仕上げることができると楽しいです。僕は基本的に合成をしたらネタバラシをするのがポリシーなので、ざっと流れを紹介しました。

合成方法は「人間を消す方法」の逆の流れです。

合成で軽トラを消してみた!Photoshopで写真から邪魔な車や人間を消す方法

これからの時代は、ドローンが飛び交うことによって簡単にゴミのように消すことができないケースも出てくると思う。こういった合成手段も覚えておくと便利かも。

稲穂と新幹線

ドクターイエロー通過後の1枚。

この撮影スポットは田園も新幹線もすべて真横からの平面構図になりがちだけど、少し奥行きのある被写体があると新鮮に感じる。刈った稲を組んでいるのは『稲架(はさ)』と呼ぶらしい。

ブログの写真を見ていれば分かるかも知れないが、僕が今マイブームなのは周辺減光。ブームに乗っかるのが少し遅いなと思いつつも楽しんでいます。

被写体とした農家さんには許可をもらっていません。個人特定できる情報がなければセーフという独断で掲載しています。問題があればモザイク、写真削除等の対応をします。

まとめ:気分転換に良い

たまには車で楽をできる撮影も気分転換に良い、というか撮影自体久しぶりだけど(笑)

天候とのタイミングが悪く山には行けずに紅葉は終わりそうだけど、低山の紅葉はしっかりと回れたら良いな。台風の影響が少なければいいけど。

久しぶりのドクターイエロー撮影記でした。