塔ノ岳を登山、劇的な夕焼けを魅せた富士山の日2022

こんにちは、アキです。

2022年2月23日「富士山の日」に塔ノ岳へ登山しました。

富士山の日に塔ノ岳から見られるダイヤモンド富士を撮影する目的です。

かれこれ4度目の挑戦かな。

↓富士山の日2021の記録はこちら。

塔ノ岳の登山記録(2022.2.23)

塔ノ岳(富士山の日) / あきさんの塔ノ岳(神奈川県)堀山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

塔ノ岳頂上からのダイヤモンド富士は17時頃。

大倉スタートのバカ尾根を登る定番コース。

駐車場はいつもの大倉駐車場を利用。

午前中に仕事が終わり静岡から車移動して塔ノ岳まで登山するという計画なので、自宅からすでに時間を気にかけながらの行動でした。家を出たのが11時過ぎだったけど新東名がスムーズだったこともあり思っていたよりも早く到着。

なんやかんや13時頃には登山スタートできた。

ゆっくり登っても3時間程度なので16時には頂上に到着できる計画。

塔ノ岳を目指して

富士山の日の大倉登山口

13:05頃、大倉の登山ポスト前を出発。

この時点のライブカメラで富士山は雲隠れ、塔ノ岳方面の雲行きも怪しい。不安を抱えつつも「富士山が見えなくても富士山の日に登るのが恒例行事」と言い聞かせてのスタート。

 

積雪した大倉尾根

14:56頃、花立山荘を通過。

涼しい季節は足を止めることなく進めるので良き。

今年は残雪が多くて、花立山荘裏からは雪を踏むことになったのでチェーンスパイクを取り出すタイミングを伺いながら進みます。

 

思っていたよりも雪が多かった。

昨年の富士山の日は雪なんて無かったよ。

 

金冷し分岐を過ぎてからの最後の急登辺りで滑り始めたのでチェーンスパイクを装備。

本当に最後の10分程度だけ。

 

富士山の日の塔ノ岳

15:26頃、塔ノ岳(標高1,491m)へ到着。

コースタイム2時間21分で自己ベスト更新ならずだったけど、カメラ2台で普段よりも荷物を重たくしてこのペースなら上出来かな。荷物最小でRTAやってみたい。

 

ダイヤモンド富士は絶望の頂上

富士山の日の尊仏山荘

さて、肝心の富士山が見えないどころか頂上はガスの中。

ダイヤモンド富士は絶望的な天候です。

この展開は2018年の富士山の日を思い出す。

絶望的な状況でも日没時に急展開を迎えて富士山が現れたりします。秋季も含めて同じような展開を塔ノ岳では何度か経験しているのでまだ希望はある。

今回も日没前後の天候の急展開に期待してみましょう。

↓富士山の日2018の記録はこちら。

 

待機中の気温は-7℃程度。

想定よりも冷え込んだけど、意外と風が無かったのが救いでした。

この天候をちゃんと読んでいたのかカメラマンの姿はなし。

 

ガスが晴れるどころか雪が舞いはじめる始末だったが、ガスの向こうに太陽のシルエットがチラチラと見えていたので、雲が晴れ始めていることを確信する。

これはワンチャンあるぞ。

太陽が見え始めたことで山小屋から宿泊客がゾロゾロと出てきた。

昨年は僕も宿泊していたんだけど、そのときに見かけたカメラマンの姿もありました。向こうは知らないだろうけど。

 

劇的な展開が…

2022年富士山の日とダイヤモンド富士

そしてダイヤモンド富士の予定時刻。

よく見ると富士山の稜線は見えているけど間に合わず。

今年の富士山の日ダイヤモンド富士は撃沈。

ちなみにセンサーゴミに見えるやつは雪です。

 

2022年富士山の日と塔ノ岳

太陽が完全に沈む頃には富士山の頂上を確認できるくらいには見えてきた。

本当に数分の差ですよ。

惜しかった。

あと5分くらい早く晴れていたらダイヤモンド富士見れたんじゃないかな。雲が多くて微妙かもしれないけど、撃沈するよりは見えてくれた方が気持ち的にいい。

 

塔ノ岳から夕焼けと富士山

その後、雲はみるみる晴れて富士山が姿を現して見事な夕焼けタイム。

SCWを見る限りで雲が多く夕焼けを狙えるだろうと予想はしていたけど、撃沈ムードからの夕焼けだったので興奮しました。周囲の登山客も興奮気味に声を上げていました。

 

塔ノ岳から夕焼けと富士山

真っ赤に染まる夕焼け。

見事です。

そして焼けが落ち着いたら下山準備。同じくダイヤモンド富士狙いで来ていた登山客の中には、宿泊せずに下山する人もけっこう多かった。

日没後なのでナイトハイクとなります。

18:00、下山開始。

19:25、下山完了。

 

ZZ(ダブルゼータ)はじめました

Nikon Z7

発売日に購入したZ6IIを1年数ヶ月使ってみて確信しました。

「高画素機しか勝たん。」

というわけで中古Z7を購入。

これにてZ機2台体勢になりました。

ZZ(ダブルゼータ)と呼びます。

画素数的にはどちらがメイン機になるのかは不明ですが、Z6IIにしかない強みもあるので臨機応変に上手く使い分けていけたらなと思います。

購入したのはいいけど使用機会がなく少し放置していて、出発前に急いで箱から出したZ7をそのまま持ってきただけなので設定は触っていない状況。

愛用中Z6IIと、未設定Z7は使い勝手が違いすぎて撮影に苦労した。

そもそもZ7は「XQDシングルスロット」だということを忘れていてスペアのSDカードが使えずに焦ったけど、Z6IIに入れていたCFexpressを普通に使えたので事なきを得る。

帰宅後にZ7用にCFexpressをポチりました。

 

富士山の日と塔ノ岳

今回、Z7は引き構図を担当。

年によって残雪量が異なり、今年は山々や足元に雪が残っているのがお気に入りです。

風景撮影において高画素機はやっぱり良きですね。

撮影データを等倍表示させてニヤニヤするのが好きなんだけど、メイン使用していた3600万画素のD810から、Z6IIへの画素数ダウンには物足りなさを感じていました。

新しく導入したレンズを含めた今回の組み合わせ。

  • Z6II + 24-200
  • Z7 + 24-120

しばらく登山はこの2台体勢で頑張ってみよう。

 

使用した撮影機材