こんにちは、アキです。
2020年8月28日発売の「Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15c」を購入しました。
いわゆるニコン純正バッテリーです。
Z6IIで互換バッテリーは認識しません
D810で使用していたバッテリーの過半数はロワジャパン製の互換バッテリーです。EN-EL15に互換しているので、ニコンの多くの一眼レフカメラに対応していて需要の高かった互換バッテリーだと思います。
やはり安価な互換製品なのでトラブルも多々ありました。
- 自然放電が早いので、いざ使おうと思うとすでに残量が少ない。
- 寒さに弱く、気温の低い環境だとすぐに残量ゼロになる。
新しく購入したNikon Z6IIでは互換バッテリー使用不可という仕様になってしまいました。
ちなみに、この注意画面を表示させるのに電源が必要なので、バッテリーとしての認識はできているようです。認識しなくなったのではなく、使用できないように制限されてしまっただけ。
そんな理由により、Z6IIで使用できる予備バッテリーが減ってしまったので、重い腰を上げて純正バッテリーを購入したという訳です。
純正バッテリー「EN-EL15c」
Z6IIで使用するバッテリーは多くの機種でもお馴染みのEN-EL15シリーズで、これまでに「EN-EL15」「EN-EL15a」「EN-EL15b」があり、2020年にはZ5の発売に合わせて「EN-EL15c」が新登場しました。
今回は2020年モデルの「EN-EL15c」を購入。
最新モデルのバッテリーなので対応機種が少ないので注意。Z5、Z6(II)、Z7(II)に対応する他に、FマウントではD850・D780のみとなっています。
一応、Z6IIの付属バッテリーも「EN-EL15c」なので2個目になります。
※D810に付属していたのは無印のEN-EL15でした。
EN-EL15(a)(b) | 1,900mAh |
EN-EL15c | 2,280mAh |
無印、a、bまでは性能面に違いがあるだけで基本的に容量は同じでした。
しかし最新モデルは容量が2割増しになっているので、理論的にはバッテリー交換の頻度が確実に減るはずです。対応機種をお使いであれば迷わずに「EN-EL15c」の購入をおすすめします。bが付属してきたZ6、Z7にもcが対応しています。
旧モデルのバッテリーと言ってもニコン純正には変わらないので品質には信頼があります。安いモデルを選んで数でカバーするのも1つの手段だと思います。
ただ、Z6IIの新機能「USB給電」を忘れてはいけない。
モバイルバッテリー等でUSB給電をしながら撮影が続行可能という神性能。高価な純正バッテリーを追加するよりも大容量モバイルバッテリーを1つ用意した方が圧倒的にコスパが高い。
もしカメラがUSB給電に対応していなくても、USB充電器とモバイルバッテリーがあれば現地で充電が可能ですので、モバイルバッテリーを有効活用した方が利便性が高いと思います。
ちなみにEN-EL15cをモバイルバッテリー経由での充電はできているように思えます。(赤ランプの点灯を確認しただけであって、正確に検証しているわけではないので定ではありません。)
モバイルバッテリーを探す旅に…
せっかくUSB給電ができるのでこれ以上EN-EL15を増やすよりも、大容量のモバイルバッテリーを1つ用意しようと思います。当然モバイルバッテリーの性能もピンキリで安物に手を出して失敗することもあるので、ちゃんと見極めながら選びます。
最近は10,000mAhのモバイルバッテリーもかなり小型軽量化されていたり、低価格で入手できるようになっていますよね。可能性しか感じませんね。
とりあえず、テストがてらモバイルバッテリーを1つとUSB typeCケーブルを1つポチってみたので、使用可能だったらそのうち追記します。