こんにちは、アキです。
僕がインターバル撮影をする際に使用しているROWA-JAPAN(ロワジャパン)のタイマー機能付レリーズの紹介をします。互換品で各メーカーのカメラに対応しています。
ロワジャパンと言えば互換品でお馴染みでカメラバッテリーなどでもお世話になっていますが、とにかく高コスパであるのが特徴です。
もくじ
インターバル撮影とタイマーレリーズ
僕はニコンのD610を使用しているのでMC-DC2の互換品を使っています。他にもD750やD7X00、D5X00、D3X00に対応しています。自分の機種に対応する規格をしっかり確認して選んで下さい。
- Nikon MC-DC2 互換
- Nikon MC-30 互換
- Canon CS-205 互換
- Canon RS-80N3 TC-80N3 互換
インターバル撮影で出来ること
インターバル撮影をしたい場合にタイマー機能付レリーズを使用することになります。インターバル撮影で何が出来るかと言うと、ぐるぐるの星の軌道やホタル撮影で役立ちます。
設定したタイマーによって一定間隔で繰り返し自動シャッターが切られることで比較明合成の素材が撮影できるわけです。
カメラ本体にもインターバル撮影機能のある機種は多いです。しかしカメラ本体だけではシャッタースピードが30秒までしか設定できないです。殆どの機種ではシャッタースピードは30秒までだと思います。
そこでタイマー機能付レリーズを使用することで、シャッタースピードまで自在に操作できるようになります。
タイマー機能付レリーズの詳細
ロワジャパンのタイマー機能付レリーズは見た目で分かるようにNikon純正品リモートコードのコピー品です。パッと見ではロゴ以外に見分けがつきません。
単4乾電池2本で動作します。エネループでの動作確認済みです。しかしこのレリーズには電源のオン/オフがありません。電池を入れている間は常時電源が入っている状態になるので注意して下さい。
電気消費は少ないのでかなり長持ちはしますが、忘れた頃に電池が切れていたり撮影中に電池が切れてしまうこともあるかと思います。心配な方は使用しない時に電池を取り外しておくことをおすすめします。
ロワジャパンのレリーズは安いので簡単に買い替えられるのも強みです。
レリーズの基本操作
ロワジャパンのタイマー機能付レリーズの基本操作の説明です。使い方は基本的にシンプルなので直感的に操作できると思います。
一度ボタンを押した瞬間から約5秒間バックライトが点灯します。点灯中にもう一度押すと押した瞬間からまた約5秒間の点灯になります。
暗闇でのタイマーセットが楽で助かります。
もう1つのロック機能を使うには約2秒間の長押しをします。インターバル撮影中などにロック機能をオンにすればロックボタン以外のボタン操作が無効となります。
長時間の撮影中に誤操作を防止したい方はロック機能をオンにしてください。
②タイマー スタート&ストップを押すとインターバル撮影が開始されて、もう一度タイマーボタンを押せば中断されます。
設定した枚数を撮影すれば自動的にインターバル撮影は終了しますが、もし枚数を無限に設定していたり途中でインターバル撮影を中断させたい時はタイマーボタンを押して中断させます。
インターバル撮影中は右上のランプが点灯します。インターバル中は黄色ランプ、シャッター中は赤ランプ。
③十字操作キーはタイマー設定をする際に使う基本的な十字キーで、シンプルで直感的に使えます。
カテゴリーを選択して決定ボタン、タイマーは上下ボタンで設定という流れです。
④シャッターボタン(ホールド付き)は一般的なレリーズと同じシャッターボタンです。ホールド付きなのでバルブ撮影時にシャッターを押しっぱなしにして固定できます。
半押しでAFやAE、全押しでシャッターを切ります。シャッターボタンだけは電池が無くても動作するので電池切れ時でも通常のレリーズとしても使用できます。
各種タイマー機能
ロワジャパンのタイマー機能付レリーズではDELAY(撮影開始タイマー)、LONG(シャッタースピード)、INTVL(インターバル)、N(撮影枚数)の4種のカテゴリー設定を行えます。
各機能の下にカーソルを合わせてタイマーを設定します。
DELAY(撮影開始タイマー)
「DELAY」ではタイマー撮影を開始させてから1枚目が撮影されるまでの時間を設定できます。セルフタイマーと同じ機能になります。時間・分・秒でタイマー設定ができます。
LONG(シャッタースピード)
「LONG」ではシャッタースピードの設定ができます。使用する際はカメラ本体は必ずバルブモードにして下さい。
30秒を超えるシャッタースピードで撮影したい際はこの機能を使用してシャッタースピードを設定することになります。
インターバル撮影以外でも1枚撮りのバルブ撮影の時に便利です。10分でも15分でもシャッタースピードを設定できるので、自分で時間を見ている必要がありません。
INTVL(インターバルタイマー)
「INTVL」ではインターバルとなる撮影間隔を設定できます。シャッターが閉じてから次のシャッターが開くまでの時間です。
最短で1秒のインターバルが設定できます。
N(撮影枚数)
「N」では撮影枚数の設定ができます。設定した枚数を撮影するとインターバル撮影がストップします。
10枚だけ撮影、100枚だけ撮影という使い方ができます。例えばシャッタースピード1分を60枚インターバル撮影することで約1時間分ぴったりに撮影することができます。
最大で399枚まで設定ができ、それ以上になると「–」という表記で無限撮影をすることになります。自分でストップをしない限りインターバル撮影を繰り返します。
♪(操作音設定)
このタイマー機能付レリーズは操作音や効果音が鳴りますので「♪」にて効果音のオン/オフの設定ができます。
主にボタンを押した時の操作音やインターバル撮影中に効果音が鳴ります。撮影場所によっては効果音が迷惑になったりもするので必要に応じて効果音をオン/オフして下さい。
まとめ:あると便利
カメラ本体のインターバル機能を利用しても撮影はできますが、カメラ本体だけだとシャッタースピードが30秒までしか設定できません。
30秒を超えるシャッタースピードで撮影をする場合や、インターバル撮影をしたい場合はタイマー機能付レリーズが必須になります。
安価な互換品だけど2年以上は使っていて壊れたことがありません。一応、互換品なので品質の不安はあります。壊れやすかったり誤作動の可能性もあることを承知していて下さい。
純正品よりも圧倒的に安いのでおすすめです。