撃沈の朝に見た幻の富士と、クリオネと天の川カレンダーの話

こんにちは、アキです。

今シーズン初の天の川がどうのこうのとインスタなどで見かけて「そう言えばもうそんな時期か」と思っているうちに早速タイミングを逃してしまい、天の川は撃沈。

それどころか富士山も撃沈、というある日の朝の撮影記録です。

富士山撮影記(2018年2月19日)

GPV的にも天の川は無理そうなのは分かっていたけど、富士山を見たくて出撃。

どちらかと言うとダイヤモンド富士が本命でした。今すごい撮りやすい場所なので。

出撃時には少しは見えていた富士山は直ぐに雲の中へ。この雲が無くなってくれればラッキーかなくらいに思っていました。撃沈覚悟です。

案の定な展開に車内で待機しつつ、そろそろ明るくなるかなという頃に期待せずにセッティング。

本栖湖の夜明け

そうでしょう、そうでしょう、分かっていましたよ。雲の隙間から富士山が顔を出す劇的な展開にワンチャン賭けようか。

この時ライブカメラでは山中湖方面では富士山は姿を出していましたが、そちらまで移動する気力はありませんでした。

本栖湖の夜明けと富士山

おおう、思った側から富士山がチラ見してきました。

が、本当にチラ見で終わる。

本栖湖の朝焼け

富士山が不在も焼けるには焼けました。

炎の槍が突き刺さっています。カッコイイ。

本栖湖の夜明けと富士山

朝焼けが終わると、姿を出し始める富士山。気まぐれですね。

これが本日のピークな訳ですが、僕はこれはこれで好きです。相方に写真を送ると「幻の富士や」と返事が来た。タイトルはそこから取った。

幻の富士が見えた瞬間でした。

 

と撮影していると僕の居た場所にカメラマンさんが1人現れるも時すでに遅し、富士山は再び幻になりつつあった。少し遅かったようですね。

「俺が行く場所は富士山が隠れちゃうんだ」と嘆いていました。

そのカメラマンさんはなんと山口県から撮影に来ていた方で、友人に誘われて一週間ほど富士山周辺を回るという。普段は海中に潜って海洋生物を一眼レフカメラで撮影しているという話を聞いた。

水中で一眼レフってのが凄い。防水化にする機材はカメラレンズよりも高価なのだとか。

今ちょっとググってみたけど「水中一眼レフ用ハウジング」っていう機材かな。確かにカメラレンズよりも高い。

クリオネとか撮影するらしい。一度は見てみたいな野生のクリオネ。

冷たい海中をダイビングして、波に揺られながらカメラを構えて、1cm程のクリオネを追いかけて、ピントを合わせてシャッターを切る。凄いテクニックが必要だろうなぁ。

僕だったら酔いそう。海怖い。

本栖湖の日の出

と話をしつつも日の出を迎えるが、富士山が再び見えることはなく撮影は終了。

この後のダイヤモンド富士も撃沈。

山口のカメラマンさんにはポストカードを渡してブログを宣伝しておいた。

天の川シーズンの話

僕は一年前にも今朝と同じ撮影ポイントで天の川を撮影していました。どうせ撮るなら同じ場所から同じ写真が撮りたいなって思った。

本栖湖からの富士山と天の川
2017年3月5日撮影

何度か撮影したことのある同じ場所、同じ構図、同じシチュエーションでの撮影って面白くないかもしれないけど、それでも同じ写真を撮る理由ってあると思うんです。

「撮り直し」のためにです。新しいカメラやレンズを導入したりすれば撮影データも一新したくなります。なので撮り直すために同じシチュエーションでも追い掛ける必要があると思います。

それにしても天候とのタイミングが合わないな。

でも天の川はまだ撮影チャンスはあるので気長に撮影していきます。

天の川カレンダー

僕が参考にしている天の川カレンダーがあるので紹介させて頂きます。

Twitterで見かけて保存しておいた2018年版の天の川カレンダーです。Taishi.T@チーム阿蘇 霧島支部さんが作成したものでダウンロード自由だそうです。星に関して全く疎い僕にとってはとても有り難いです。

これをスマホだとかの自分のカレンダーにメモしておくだけでも天の川撮影が捗りますね。

僕はカレンダーにはドクターイエローの運行予定もメモしています。

天の川カレンダー、ドクターイエロー運行カレンダー、レタッチ技術や機材情報、もちろん富士山の天候や撮影情報もですが、出し惜しみせずに有益な情報を発信してくれているフォトグラファーさんには本当にリスペクトしかありません。

まとめ:最近、撃沈率高めです

最近は天気的なタイミングが合わず撃沈が目立つな。富士山の日はなんとかバシッと撮影できたらいいな。

なんの変哲もない撃沈の撮影記録だとトークが長くなってしまいました。コンテンツ量を意識しているのでブログ記事は最低でも2000文字は書くと決めているんです。

以上が、今朝の撃沈したと思わせておいて幻の富士が見れたという撮影記録でした。