こんにちは、アキです。
H&Yから発売されている『クイックリリース・マグネティックフィルターフレーム』を購入したので、使用方法や注意点などの話です。
マグネットシステムで話題のH&Y Filters Japanの角型フィルターを導入したのですが、使用する前に手持ちの他社フィルターをマグネットシステムに対応させる必要がありました。そのために必要なフィルターフレームになります。
もくじ
他社フィルターをマグネットシステムに対応させよう
H&Yの「マグネットシステム」は、ホルダーとフィルターに仕込まれたマグネットによって着脱できるシステムで、従来の差し込んで固定するスロット式ホルダーよりも扱いやすいのが特徴。
しかし他社が取り扱う従来のガラスフィルターでも、専用フレームを取り付けてマグネット化することが可能ということです。
マグネットシステムとは? | H&Y Filters Japan
H&Y マグネティックフレームの購入
今回購入したのは『100x150mm クイックリリース・マグネティックフィルターフレーム』です。(名前が長いので以下、マグネティックフレームと略しますね。)
取り扱っているフレームサイズは2種あります。
サイズ以外に、厚さが2mmであることに注意してくださいね。
サイズさえ合えばマグネティックフレームを取り付けてマグネットシステムに対応させることが可能というわけです。メーカー毎に誤差はあるかもしれないけど、ほとんどのメーカーの角型フィルターは同サイズで揃えて作られていると思います。
中身はこんな感じ。
こちらは『100x150mm K-SeriesソフトGND8』ですが、H&Y製フィルターに始めから付いているのと同じマグネティックフレームですね。逆に言えば、フレームを外したら従来のスロット式で使用できるフィルターになります。
Kenko ハーフプロソフトンへ装着
僕がマグネット化したかったのは『Kenko ハーフプロソフトン(A)』です。
ND系などは基本的にH&Y製品を買ってしまえば済む話なんだけど、H&Yではソフト系フィルターを取り扱っていないため、他社のソフトフィルターに頼ることになるのです。
4辺に各パーツを取り付けていくのですが、ここで気がついてしまった。
このハーフプロソフトン…
100×125mmだった!
ここまで気が付かなかったな。
マグネティックフレームの長辺150mmに対してフィルターは125mmですが、フレーム側の長辺が大きい分には装着することは可能です。約25mmの隙間が空いちゃうけどね。
撮影での支障はないので取り付けていきます。
フレームのミゾには細い両面テープが貼られているので、付属している白いつまようじ的な道具で剥離紙を剥がします。
さくっと取り付けて完成。
フィルターは下側を揃えて、上側に隙間を持ってきました。
これで無事にハーフプロソフトンがマグネットシステムへと対応し、着脱から微調整がしやすくなり星景撮影が捗りますね。もちろん隙間による支障もありません。
専用フィルターケースが付属
マグネティックフレームを取り付けるとサイズアップしてしまい既存のフィルターケースに収まらなくなりますが、そこはH&Y専用ソフトケースが付属しているので無問題でした。
ソフトケースは小傷は防げるかもしれなけど、強い力が加わればパキンと割れますよね。登山ザックに押し込むのが少し怖いので、多少かさばってもプラケースの方が安心感があって好きです。
あと、ソフトケースはフィルターにアホほどホコリが付着するのが嫌い。
サイズが違っても気にしない
サイズが合わず隙間が空いていても支障はありません。
むしろメリットが増えました。
めちゃくちゃ持ちやすくなった!
ガラス部分に触れることなく着脱できます。
これは上側に隙間を持ってきて正解だったと思います。
H&Yフィルターシステムはじめました
これからしばらくH&Yのマグネットシステムでフィルター運用していこうと思います。2台体制での撮影もあるので、その場合は今まで愛用していたLEE100ホルダーの出番もあります。
どちらも一長一短だとは思いますが、メインの座に着くのはマグネット式かスロット式か。
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