月夜の富士山撮影、数年ぶりに清水吉原へ行ったらいろいろと変わっていた

清水吉原

こんにちは、アキです。

ある月夜、深夜に仕事が終わったのでさくっと撮影に出ました。(深夜に終わるのを知っていたのでカメラ持参)移動時間が限られていたので地元の清水吉原をチョイス。数年ぶりに訪れた人気撮影スポットでの富士山撮影記です。

月夜の清水吉原で富士山撮影

訪れたのは駐車スペースの確保できる「一本杉広場」です。久しぶりだったので集落を抜ける道を少し間違えてしまった。

清水吉原と富士山

先客1名の中でさっそく撮影。満月に照らされて山々がくっきりと映りますね。光って大事。

 

清水吉原と富士山

強風で雲海が期待できない中でもカメラマンはそこそこ待機している。そこで隣に現れたのは“フィルムの方が楽しいぞおじさん”でした。まったく興味がないので「そうっすねー」くらいしか返答できず。どんなスタンスで楽しむかは自由だけど他人に押し付けるものではない。

 

清水吉原と富士山

薄明時には稜線の左の方に強い光源を確認。なんの光だろう。例のスキー場かな?富士五湖周辺ではよくスキー場の明かりが光害とされていてカメラマンを泣かせているのを知っている。とりあえずクロスフィルターで光源を活かす方向で撮影。すっかりお気に入りフィルターになりました。

トゥインクル・スター

 

清水吉原と富士山

手前の霧は消え去ってしまい雲海とならず。しかし富士宮を雲海が覆っているのが確認できる。そこそこのボリューム。揚々とシャッターを切る僕の横でフィルムの方が楽しいぞおじさんは「こんなんじゃシャッター切れない、フィルムが勿体ない。」と嘆いていた。

 

清水吉原と富士山

望遠で寄ればちゃんと雲海に見えるし、切り抜き方の問題かと思う。僕としては1番好きな富士山の形だし、雲海のモコモコ具合もお気に入り。それでなくても久しぶりの場所での撮影、そういった補正もかかって良い写真だ。でも今日は駄目らしい。

 

アルカスイス互換クランプの使い勝手を優先して自由雲台に乗り換えたけど、3ウェイ(ハスキー雲台)よりも細かい調整が不便になった。水平の微調整とかやりにくい。一長一短だなぁ。

ベルボン自由雲台

 

数年ぶりに訪れた清水吉原の話

 

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どれくらい久しぶりだったのかインスタ投稿を遡ってみると、最後に清水吉原に訪れたのはおよそ3年前の2017年3月31日。まして「一本杉広場」に関しては2016年1月25日撮影が最後だ。約4年ぶりとなる。近いからこそ「すぐに行ける」と後回しにしてしまい、そのまま来なくなるという結果に。時の流れが早い。

そして数年ぶりに訪れた清水吉原の様子が変わっていたので紹介。

初めて見る注意看板。

数年前に清水吉原に訪れていた頃、SNSでは「吉原の“よ”の字すら禁句」と言わんばかりにピリピリしていた気がするけど、今となってはかなりオープンとなっているようでした。丁寧に周辺マップ案内があったり、「吉原一本杉友の会」の設立や、ウェブサイトでの紹介などで集客を狙っているようだ。茶園の宣伝として利用するのは良いこと。

 

見覚えのない注意看板その2。「ドローン」というワードを見るに最近のものだと推測。3〜4年前にドローンは飛び交っていなかったと思う。やはりドローンによる何かしらのトラブルもあったのでしょうかね。時代の変化を感じます。

 

一本杉広場の立派な看板。

 

段差下へ降りられる通路などかなり整備が進んでいました。

 

一本杉友の会の方々の憩いの場でしょうか。立派なベンチやテーブルがあり、撮影後のティータイムを楽しむ場所にはもってこいですね。焚き火跡もあり楽しげな空間だ。

 

私有地による共用スペースなのでルールを守って利用しましょう。今回の「一本杉広場」以外には容認された駐車スペースはないのでご注意ください。農道への無断駐車によるトラブルは自己責任です。