山小屋の宿泊にインナーシーツが必需品の時代!モンベルのレクタングラーシーツ使用レビュー

こんにちは、アキです。

山小屋での宿泊登山のためモンベルの『レクタングラーシーツ』を購入して、実際に北アルプスの山小屋で使用してみました。

今のご時世での山小屋において必需品となったインナーシーツの話です。

山小屋泊にインナーシーツが必需品の時代

五竜山荘
五竜山荘にて

感染病拡大の影響により一時的に山小屋(一部を除く)の宿泊が利用停止されていましたが、現在では“感染対策”を行った上での山小屋での宿泊が可能となっています。

その感染対策の1つが「インナーシーツ・枕カバー等の使用」です。(シュラフや布団の内側に重ねて使用するシーツのこと)

山小屋では不特定多数の人間が同じ布団を使用するため、直接触れずに布団を利用するためにインナーシーツ等の持参が必要なります。これからの時代、山小屋を利用する上で必需品と呼べるアイテムとなりました。

 

燕山荘にて

例えば2020年秋に燕山荘にて宿泊登山をした際、僕はマイシュラフを持参して掛け布団は使用しませんでした。シュラフを所有する方はこういった利用方法もありですが、シュラフの持参は荷物が増えるという問題もあるので注意。

そして今回は夏季の山小屋泊なので、所有しているモンベル ダウンハガー800#1では暑すぎて使い物にならないため、代わりとなるインナーシーツが必要になりました。

ここまでがインナーシーツ購入の経緯です。(今後のテント泊登山のために夏用シュラフの購入も考えたけど、荷物を軽くできるという山小屋泊のメリットを活かす目論見)

 

モンベル レクタングラーシーツを購入

インナーシーツについて調べてみるとメーカーも種類も多すぎて混乱したので、モンベル製品に絞って選択することにした。(テントやシュラフがモンベルなので)

候補は上記3種です。

まずシュラフと同じように、マミー型・封筒型の2種類がありますが、布団での使用が目的であれば「封筒型」が快適。逆に「マミー型」ならば、同形状であるダウンハガー等のインナーシュラフとしても使い回すことが可能。

高価だけど寝心地抜群のシルクシーツ、コスパ抜群のキャンプシーツはともにマミー型。テント泊にも使い回せるのが良き。

布団専用としてはレクタングラーシーツの一択になります。

 

モンベル レクタングラーシーツ

そして購入したのは封筒型のレクタングラーシーツ。せっかく布団で寝るのだから狭いマミー型よりも広々とした封筒型の方が快適です。3,080円という価格も高いものではない。

 

モンベル レクタングラーシーツ

さっそく夏季の北アルプス縦走登山、五竜山荘でお世話になりました。

レクタングラーシーツは枕カバーとシーツの一体型なので便利。入口も広いので出入りがしやすく、折返しが付いていて口元と掛け布団の接触を抑える工夫がされている。

使用感は「出入りのしやすさ」が高評価でした。入口が半分くらい開くので、上半身だけ起こすことができて普通の布団として質感ともに違和感なく過ごせました。

五竜山荘では使い捨てのインナーシーツのセットを1,000円で販売していました。(使用後は持ち帰ることが前提ですが)山小屋によっては現地調達できるため、わざわざ持参する必要がない場合もあるので事前に確認しておきましょう。

 

モンベル レクタングラーシーツ
サイズ 220×90cm
収納サイズ 10×20cm
重量 350g(スタッフバック込み361g)
素材 75デニール・ポリエステル・タフタ

サイズは枕スペース込みで全長220cmあるので大柄な男性でも十分なサイズだと思います。付属のスタッフバックへ収納するとかなりコンパクトになります。(写真は手元にあった390mlのボトル缶コーヒーと並べています)

重量も500mlペットボトルよりも軽量で、隙間へ押し込むことができるサイズなのでザックが圧迫されなくて良きです。

布団専用としてかなり快適に使用できるインナーシーツなのでおすすめ。今後の山小屋泊において“必需品”となったアイテムなので、1つ用意しておいて損はないと思います。

 

モンベル製でも十分安価ですが、探してみるとさらに安い類似製品が多いので試してみる価値はあるかもですね。(品質の保証はできません)

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ABOUT US
アキ
インドア派だけど富士山写真と登山とカメラが好きな人。主に富士山撮影を目的とする登山が好きで撮影ポリシーを厳守して活動中。体力作りで始めたランニングをきっかけにフルマラソンに挑戦しサブ4達成。撮影記録や登山記録をフォトブログにまとめ、関連した役立ち情報の発信をしています。誰かの参考になれたら幸いです。