こんにちは、アキです。
ドクターイエロー撮影も8回目となりました。過去7回のうち富士山が見えていたのは僅か2回でした。ドクターイエローとのタイミングが中々合わないですね。
今回は、僕の求めていた「動感」のあるドクターイエローの写真に近づけました。
富士山ドクターイエロー撮影記
今回は初めての試みだったので少し語っていきます。(文字数ひっぱるため)
「動感」を表現したかった
僕は初めてのドクターイエロー撮影の際に「動感」が足りないと感じてから、新幹線の車体がブレるようにシャッタースピードに注意して撮影してきました。
しかし、自分では納得していませんでした。どうも想像している動感とは違う。
ググって出て来る鉄道写真ではもっと「ビュンッ!」っとした動感があるカッコいい写真ばかりです。自分の写真と何が違うのだろうか。
シャッタースピードをさらに遅くして車体をもっとブラせばいいのだろうか。
シャッタースピードをさらに遅らせてみてもイマイチです。車体にスピード感は感じるんだけど、何かが違うんだよな。写真全体で見て動感が物足りないの。
って時に前回の7回目の撮影の際に知り合った年配カメラマンさん達が教えてくれた「流し撮り」が僕にとって革新的でした。
これだ。
僕が求めていた「動感」はこっちだ!と気づいた。
今までは新幹線の車体をブラすことで動感を表現しようとしていたけど、車体はくっきり映るように追いかけて車体以外の背景を流してしまえば圧倒的に動感が出ました。
[su_label type=”warning”]おすすめ[/su_label]富士山ドクターイエロー撮影記Part7 「流し撮り」に目覚めた話動きモノを撮影したことの無かった僕には「流し撮り」という発想がなかった。
そして教わったばかりの流し撮りを今回のドクターイエロー撮影で挑戦してみたわけですよ。富士山を入れてね。
流し撮りする勇気
ドクターイエロー撮影8回目は富士山が見えていましたが、頭にちょこっと雲が残っています。
それにしてもこの日は凄い抜けの良い日でした。
ただ風がめっちゃ強い。水田は波立ってしまいリフレクションは完全に無理な状況。リフレクションが出てると富士山は隠れてしまい、富士山が出ているとリフレクションが出ない…なんでだよー。
富士山・ドクターイエロー・水田リフレクションの3つの組み合わせは来年に持ち越しになりました。残念です。
綺麗に揃っていたらまあ無難に普通に撮影しようかと思ったけど、富士山とドクターイエローだけだったら今回は「流し撮り」しちゃおうと。
普通に固定撮影してもつまらないよね。代わり映えしない。
流し撮りすると連写した数枚の中に当たりが1、2枚あればラッキーという感じかな。下手したら全部ブレてる可能性も。
せっかく富士山が見えてるタイミングでのドクターイエローだから流し撮りをするのはけっこう勇気がいるわけですよ。今日で2回目の流し撮りで、連写性能の低いカメラ。失敗率はだいぶ高い。
無難に固定撮影したいところだけど…
と悩みつつもドクターイエローを流し撮りしました。こだまだったので凄い遅く感じた。
どうでしょうか。ようやく求めていた「動感」に辿り着きました。
本番ではかなりチキってしまい広角気味に撮影して多少トリミングしています。こだまで速度が遅かったからもう少し寄っても良かったな。
そしてピントはかなり甘い。ブログサイズだから誤魔化せるレベルかな。それでもマシなレベルが2枚あっただけ良かったけど。
ドクターイエローの後も少し流し撮りの練習をしていたわけだけど、前回よりも上達していました。上の1枚をトリミングしてみます。
惜しい。車体番号が読み取れそう。だいぶマシになっている。
これに関しては練習あるのみだということです。
僕はシャッタースピードは「1/30秒」で、流し撮りを教えてくれた年配カメラマンさんは「1/15秒」でくっきり捉えています。しかも200mmとかで。マジですごいなー。
もうちょいクオリティを上げたいな。
「動感」の犠牲になったもの
完全に主役がドクターイエローです。富士山は「動感」の犠牲になったのだ。
しかし僕が富士山写真だと言えばこれは富士山写真だ。動感を表現した富士山写真ってことでお願いします。
ドクターイエロー撮影の後は少しふらふらロケハンをしつつホタル撮影に向かいましたとさ。抜けがよくて思っていた感じに撮れたよ。
まとめ:動感のある富士山写真
相方に今回の写真を見せたら「この写真見てると乗り物酔いする。」と言われた。乗り物酔いさせられるだけの動感を表現できたというわけだよね。嬉しいお言葉だ。
とか言ってるけど、綺麗に富士山が出ててリフレクションとか狙えていたら普通に固定撮影してたよ。無難に。これからは絡めるモノが見つからなかったり、普通に撮ってもつまらないなって思う時は流し撮りかな。
富士山が見えなくても新幹線はいくらでも撮れるから練習もできる。
何が言いたいかというと、流し撮り楽しいよって話です。
以上が、富士山ドクターイエロー撮影記Part8でした。