こんにちは、アキです。
山梨県の竜ヶ岳という山、初日の出にダイヤモンド富士を拝めるとして有名な山なんです。
初日の出にダイヤモンド富士なんてとても縁起が良いですよねぇ。ありがたやーって。
そんな初日の出のダイヤモンド富士を見るために多くの登山者がお正月に竜ヶ岳を登るようです。もちろん初日の出を山の上で見るということは夜中に登山しないといけないんですよ。
僕も竜ヶ岳にダイヤモンド富士を狙いに登ってきたのでフォトログとして残します。少し間が空いてしまったけど(汗)
登山道の解説が最後の方にあるかも。(自分用のメモに)
もくじ
竜ヶ岳からのダイヤモンド富士について
場所は山梨県、本栖湖の近くのポッコリした山。標高1,485mの竜ヶ岳。かなり広めの登山者用駐車場も完備。
竜ヶ岳の山頂までは運動不足な僕の脚でも90分も歩けば着いてしまうくらい。登山のボリュームが軽いので機材を多く持てる。
しかも途中にある東屋を超えた先はずっと展望の良い登山道になっていて、頂上まで行かなくても登山道の大抵の場所から富士山が望めるという素敵な登山道。
頂上まで行く体力や時間が無かったら道中からダイヤモンド富士を拝んでも全然オッケーな山だ。
基本的に展望も良くて、同じような区画を折り返し登り続けるようなコース。
お正月は登山客で混むので気をつけよう
初日の出のダイヤモンド富士を見たいという人は多く、この竜ヶ岳はお正月はとても混みます。
とくに初日の出の本命の元旦が混雑するかと。3日くらいまで登山客は多めだと思う。
逆に言えば、“深夜の登山” なんだけど登山客がたくさん居て安心して登れるというメリットもあるよね。ナイトハイクが初めてだとか怖いとかいう人でも登りやすいと思う。
道が分かりにくくてもとりあえず他の登山者にさり気なくついて行けばいいし。
敢えて年明け前に登るのもアリ
“ダイヤモンド富士” の撮影だけが目的のカメラマンもいるかと思います。
わざわざ混み合うお正月に登らなくても大晦日よりも前に登ってダイヤモンド富士を撮影するという手もある。初日の出が目的の人が多いためにお正月が混むけど、年明け前なら空いていて行動しやすかったりする。
人が少なければ撮影場所の確保もしやすいよ。
もちろん年明け前でもダイヤモンド富士は拝める。だいたい元旦とその前後の一週間くらいならダイヤモンド富士が望めるはず。
大晦日にダイヤモンド富士を狙って竜ヶ岳を登山した結果
かく言う僕も混雑を避けて今回は大晦日の朝のダイヤモンド富士を狙ってきた。
ダイヤモン富士はだいたい朝の7時40分くらい。6時までに出発すれば間に合いそうだけど、早めに出発しちゃうよね。
何時だったろう、3時前には歩き始めたと思うな。
そしてナイトハイクのために登山中の写真は一切なしだ!
登ってる時にガスってきた。ここ数日晴れっぱなしだったのになぜ今日に限ってー。
ついてないなー。いや、ある意味 “持っている” のか?つって。
視界が悪かったせいか「目的の撮影場所はどこだったかな?」って探しながら登っていたら山頂に着いちゃったよ。
どっちにしても撮影後でも撮影前でも山頂は踏んでおく必要があったので結果オーライだ。山に登ったら山頂は踏まないとね。久々の山登りで楽しかったけどやはりボリュームが少なくて物足りない。
山頂には3名の人がお茶会をしてた。絡んだことは無いけどfacebookでよく見かけるヒゲの似合うおじさんがいた。が、そこはコミュ障スキル全振りの僕は華麗にスルー。
山頂で防寒具を着込んでから目的の撮影場所を目指して移動開始。
この時点でガスが薄れてきていた。移動中に薄っすらと見える富士山とともに雲海が確認できた。雲海ダイヤモンドいけるかー?とか期待。
まさかの雲海
ここで僕は3回中2回が雲海発生ですよ。雲海スポットなんですかね。
直前までガスっていたせいもあり周辺の木々は霧氷になっていた。前回も見た景色だ。デジャヴか。
とか思っていると山頂で見かけたヒゲのおじさんが現れた。「そこどうやって行くのー?」って話しかけられ「笹をかき分けて来ました」って言うとヒゲのおじさん御一行もガサガサと同じ場所で撮影を始めた。
この竜ヶ岳はたいていの場所から富士山が望め、たいていの場所に生い茂っている笹を前景に入れるのが定番だ。もちろん定番構図で待機。雲海が似合うね。
もう少しでダイヤモンド富士だ!って頃には雲海が消え雲海ダイヤモンドは無くなりました。残念だなー。
この頃、現場にはさらに別のグループが2つほど到着していて僕のいた撮影ポイントには10人くらいだったかな。空いている方だと思う。
ダイヤモンド富士の結果は…
無事にダイヤモンド富士ゲッツ!
雲海が惜しかったなけどしょんない。
ダイヤモンド富士の撮影も落ち着いたところでもう一度山頂へ。防寒具脱いだり荷物の整理に広い場所にね。
山頂の雰囲気です。登山客はもうちょい居たんだけどみんな “そそくさと” 下山していった。それにはある理由があるんだよね。さっさと下山する理由が。
と僕もわかってはいるんだけど風景を楽しみながらスナップ撮影しながらのんびり歩いてしまう。霧氷が広がり、ハイキング日和の青空に、圧倒的存在感の富士山ときたもんだ。
最強のスナップシューターRICOH GRⅡも唸ります。(気のせい)
下山時の注意点とか
展望の良い登山のためにずっと綺麗な富士山を眺めながらの下山となる。登りではナイトハイクのため景色は見れないけど下山では「こんな景色だったんだー」なんて感じるよ。
ここでダイヤモンド富士を見たらさっさと下山した方が良い理由があります。
冬場のため夜間の間に登山道の土が霜を張るんだけど、日が昇った後しばらくすると霜が溶け始めて登山道が泥でグッチャグチャになるためだ。
泥でズボンは汚れるし、とても滑りやすくなる。なので霜が溶ける前にさっさと下山するのが良いのです。
この霜が溶けると厄介だよ。意識していてもズボンは汚れる。
持っている人は下山時はスパッツの着用をオススメする。
かなり序盤に汚れて少し萎える。新品のズボンで来るのが間違った。こうなるのを分かっているようで分かっていなかった。
あとグッチャグチャで滑りやすいため転倒率も高め。とくに尻もちを着いたら悲惨だね。(笑)
という僕も豪快につるっと行きました。意識していても滑ります。ストックがあれば多少は軽減するのかな。なんとか手をついて尻もちは避けましたが、手だけで防ぐと怪我しやすいので注意を。
滑ったら手も汚れるから下山時は軍手など汚れてもいい手袋をするといいよ。ここは準備万端だった。
自分用メモを兼ねて登山ルートメモ
一年前に2回登っているのに今回「これどっちだっけなー」って思う箇所があったので、自分用のメモとして残しておくことにした。
基本的に案内の看板が多いので迷うことはないかとは思うけど、ナイトハイク時の暗闇だとキャンプ場を抜けるのが分かりにくい。ライトで照らして案内の看板を見逃さないようにしよう。
明るくなってからだと普通に分かるんだけど夜中に真っ暗な中だとまったく別の世界のように感じるくらい分かりにくい。不安なら昼間にロケハンして置くのがマジ無難。(韻踏んだ)
分岐その①
キャンプ場を抜けると分岐と言うか道路を横断する箇所がある。横断先に道が続いているし看板もある。
分岐その②
黄色のバリケードがあってその辺が暗闇だと分かりにくかった。バリケードの左を通っていき突き当たりを左へ進む。
ひたすら直進すると倒れてる木の横を通るよ。登ってる感がなくても、まだ登山道には入っていないから大丈夫。
分岐その③
ようやく登山道入り口の看板が現れるから、これを入っていきます。
この先はとくに分岐という分岐はなくて迷うこともない。不安だったら他の登山者にこっそりついて行くなどするといいかも。
まとめ:初日の出がダイヤモンド富士っていいよね
なんか縁起いいよねー。とかいって元旦じゃなくて大晦日の朝なんだけど(笑)
2016年のお正月はダイヤモンド富士に加えて雲海、そして雲海から飛び出すクジラとなかなかの縁起の良さだった。
この写真がそれ。こんなの見たら毎年登ろうと思っちゃうよ。
以上がダイヤモンド富士を狙って竜ヶ岳を登山した結果でした。