こんにちは、アキです。
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳という西湖で楽しめる登山コースを歩いてきました。今回からはヤマレコMAPを導入しているのでコースタイムなどの詳細を記録できるようになった。
雪頭ヶ岳からは西湖を見下ろすことができ富士山の眺望が素晴らしい。そしてすぐ近くなので鬼ヶ岳までセットで回りました。鬼ヶ岳には「鬼の角」のような特徴的な岩があり鬼ヶ岩とも呼ばれている。
登山記録(18.7.13)
富士山の眺望が素晴らしいと評判の雪頭ヶ岳(標高1,710m)とすぐ近くの鬼ヶ岳(標高1,738m)を登山してきました。この2つの山はセットで登るのが前提のような距離感です。
スタートとなるのが標高900mに位置する西湖で、駐車場は西湖根場浜駐車場を利用しました。30台近くは駐車可能な無料駐車場です。平日だからか朝も帰りも僕しか駐車していなかったけど。
今回のコースタイムです。休憩時間が長いのは撮影タイムだから。
ヤマレコMAPアプリで登山ログを取り始めたので通過時刻や所要タイムなどが正確に記録に残せるようになりました。
雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳と登ったがそのままピストンするのはつまらないと思い鍵掛峠まで尾根歩きをする周回コースで下山をすることにした。
ハシゴやロープ場もあり退屈しないコースだと思う。
写真付きのコース詳細などはヤマレコにも記載しています。マップやルート情報のダウンロードもできるのでヤマレコの山行記録もどうぞ覗いていって下さい。
雪頭ヶ岳→鬼ヶ岳→鍵掛峠 – 2018年07月13日 [登山・山行記録] – ヤマレコ
西湖→雪頭ヶ岳
どこもパッとしない展開だったので朝方の撮影はせずに西湖根場浜駐車場に乗り付けて様子見。西湖もガスっていたが、この時に上にいれば雲海を撮影できていただろうな。
この後ガスは晴れていくのでとりあえず5時30分頃に登山スタート。
西湖根場浜駐車場の前の道に入っていけばすぐに登山道入り口の看板があり道が続く。
マップを見ても分かる通り鬼ヶ岳まではとくに分岐はないので迷う要素はかなり少ない。
車の通れそうな道を20分くらい歩いたところで登山道へと入る。横着したい人は車で来ちゃうんだろうな。
この後はほぼ展望のない樹林帯の中を歩くことになる。夏季にこういった樹林帯ばかりの低山を歩くというのはかなりの愚行にも思えるな。ガスっていることもあり湿度もかなり高く非常に蒸し暑い。
トレーニングを兼ねたロケハンということにしよう。かっこよく言うと調査登山。
樹林帯を進むと木に何か巻かれているエリアがあった。木に白い何かを巻き付けているのを他の山でも見かけることがあるが何か狂気じみたものを感じる。何か意味があるのかな。
こんな樹林帯なのでずっと風は遮られて蒸し暑い。
暑さに参っていたが90分くらい登っているとようやく富士山が見えてきて少し元気が出る。この辺りでペットボトル1本を飲み干していたな。
5mくらいの崖登りも楽しめる。もちろんロープもあるので問題なく登れます。
序盤からずっと同じような樹林帯を歩き続けていたので飽きていたところ。岩場や鎖場などアスレチック要素を混ぜてくれると非常に楽しく感じる。
開けた場所に出たが最初ここが雪頭ヶ岳の山頂だとは思わなかった。見慣れない看板だったので通過点かと。矢印がいっぱいあるから「もう少し先が山頂だよ」って見えてしまう。
ここが雪頭ヶ岳(標高1,720m)のようだ。
駐車場から雪頭ヶ岳まで116分。2時間くらいの登山コースでした。
この開けた場所からはドンと構えた富士山と西湖を見下ろせる展望がある。ここが山頂だろうが山頂じゃなかろうが立ち止まる場所です。この展望だけが目的であれば鬼ヶ岳まで行く必要はなかったりする。
もう少し早ければ雲海だったんだろうな。西湖の上空に雲が流れているのが見える。
山頂一体はけっこう広いのであちこち歩き回ってアングルを探すことができる。
ただ1つ気をつけてもらいたいのが、ビックリするくらい鹿のフンがころっころしていたこと。
素晴らしい眺望なので記念撮影や富士山撮影で草むらへと入っていくと思うけど、鹿のフンが大量に転がっているので避けきれないと思う。それはしょんないとして、草むらへと腰掛けるのは危険だよ。
まじで鹿さんのおトイレエリアなんじゃないかってレベルで。
早くもここでペットボトル2本を飲み終える。
雪頭ヶ岳→鬼ヶ岳
雪頭ヶ岳から少し進むと鬼ヶ岳があるのでそちらまで移動開始。
雪頭ヶ岳から再び樹林帯を進むこと2〜3分歩いたところで南アルプス方面の視界が開けた。
手前の稜線は鍵掛峠〜鍵掛山〜王岳です。帰りに少しだけ歩く予定です。
ヤマレコでよく見ていたハシゴが登場して少しテンションが上がる。もう少しスリルが欲しいところだ。
ハシゴを登りきったところで富士山が再び顔を出すがもう少し歩きます。
鬼ヶ岳(標高1,738m)へ到着。
雪頭ヶ岳から僅か10分という距離でした。かなり近いですね。
鬼ヶ岳の山頂には「鬼の角」のような岩があるのが特徴。この岩の形状から鬼ヶ岳という名前が付いたとかどうとか。ちなみに「鬼ヶ岩」と言えば丹沢山〜蛭ヶ岳の鎖場にあるやつを思い出します。また行きたいなー。
鬼の角と富士山。反り具合が角というか卑猥な感じに見える。
雪頭ヶ岳の方が西湖がよく見えていましたが鬼ヶ岳からは少しだけしか見えていませんね。角の先に見えているピークは十二ヶ岳。富士五湖周辺にある低山界のラスボス的な山だと勝手に思っています。毛無山ルートでいつか登りたい。
鬼ヶ岳→鍵掛峠→下山
鬼ヶ岳の山頂からはお隣の金山、その奥に節刀ヶ岳がよく見えている。
本当は節刀ヶ岳まで歩こうかなと思っていたが飲水が最後の3本目だったし、暑さに参ってダルくなっちゃったのもあり中止にした。夏季に鬼ヶ岳まで登るのであればペットボトル4本以上は欲しいところ。
しかし鬼ヶ岳からそのままピストンも退屈なので鍵掛峠からの周回コースで下山することにした。富士山を横目に少しだけ尾根歩きができます。王岳までは行きません。
鬼ヶ岳〜鍵掛峠コースには展望の開けた場所が何箇所かあり富士山を望むことができる。
前景に入る山並みを見る感じだと紅葉の時期に来るとなかなか良さそうだ。この写真の正確な位置はヤマレコの山行記録でピンを指してあります。
ただしこのコースには岩場やロープ場が多々あります。難所ではありませんがそれなりにアスレチック感を楽しめるレベル。手が汚れるので軍手を持ってくればよかった。
苦手な方は注意して下さい。
鬼ヶ岳から40分の尾根歩きをしていると鍵掛峠へと到着。
この鍵掛峠を左に降りて下山していきます。分岐には案内看板があるので通り過ぎることはないかと思います。よほど下を向いて歩かない限り。
下山道へ進むと登りコースと同じような樹林帯をひたすら歩くので展望などは楽しめない。分岐もなく迷う要素は皆無なコースを黙々と歩くだけです。なので記録写真は割愛。
鍵掛峠から下山を始めて55分で『西湖いやしの里根場』の裏側へと出た。
ここはまだ観光したことがないんだよな。相方と一緒の時に訪れてみたいが雪が積もってるときの方がいいのかな。西湖樹氷まつりの時に割引券を貰ったような記憶がある。
西湖いやしの里根場から5分ほど歩いて西湖根場浜駐車場へと帰還。
下山後にはガスが晴れていたので駐車場から山側を見上げてみると鬼ヶ岳近くと鍵掛峠の位置関係がよく見える。スーパー地形で確認したのでだいたい合っているはず。
この後はお馴染みの『富士眺望の湯 ゆらり』へと立ち寄りました。200円引きの割引券を使用すれば1100円で時間無制限で利用できる。道の駅なるさわで割引券の調達をお忘れなく。
ヤマレコMAPの導入
今回から「ヤマレコMAP」を導入しました。登山ログの記録やみんなの足跡など便利な機能も多くて使っていて面白いです。今までヤマレコは見てばかりでしたが僕の山行記録の投稿も続けていけたらなと思います。情報のギブアンドテイクです。
今まで使っていた「山と高原地図」アプリでも登山ログの記録が可能だけど、ヤマレコへのアップロード事情を考慮するとヤマレコMAPをメイン使用したい。
でも山と高原地図にはコースタイムや詳細情報が書き込まれているので大変便利。そうなると「山と高原地図」は紙マップで持ち歩くのが効率良さそうだ。
しばらくはGPSアプリ「ヤマレコMAP」をメイン使用、紙マップで「山と高原地図」を持ち歩くという形で登山をしていきたいなと思います。
まとめ:夏季の低山はトレーニング
この時期の低山は暑いだけでただのトレーニングだが人が少なくて好き。高山は登りたいけど人混みだからなぁ…。秋季登山に向けてもくもくトレーニングや。
これを書いている翌日には少し遠征をして高山へと登っていますが。
今回の鬼ヶ岳の周回ルートは人の少ない静かな山歩きをしたいハイカーにはおすすめですよ。以上が富士山の眺望が素晴らしい節刀ヶ岳と鬼ヶ岳の登山記録でした。
- 御坂峠〜黒岳〜新道峠を縦走【前編】5月の新雪富士と雲海!
- 石割山〜平尾山〜大平山を登山!山中湖と富士山の眺望が素晴らしかった
- 紅葉が見頃!精進峠と三方分山を紅葉ハイキングして富士山を狙ってきた