こんにちは、アキです。
今回は匿名質問「Peing」ではなくてお問い合わせフォームから直接届いた質問回答を記事にまとめました。
今回の質問
ハスキー三脚にスポンジグリップを取り付けたという記事を見ての質問でした。(すでにメールでの回答済み。)
残念ながら僕が使用したグリップテープがETSUMI三脚用グリップテープではありません。スポーツ用(テニス・バドミントン用)のグリップテープを使用しています。
グリップテープには違いはないのでまとめさせて頂きます。
三脚のスポンジグリップとグリップテープ
僕は普段使い用のハスキー三脚に「スポンジグリップ」を、登山用のジッツオトラベラーに「グリップテープ」を取り付けています。
この2つのパターンの三脚を使用した上で「僕目線」での長所・短所です。
スポンジグリップの長所と短所
「光 スポンジ SGB-300」を取り付けたハスキー三脚を使用してみて感じた長所短所です。
- スポンジなので厚さがありクッション性に優れている。
- クッション性が高いので三脚を肩に担いでも痛くならない。
- クッションの厚さがあるので三脚の冷たさが伝わってこない。
- 三脚のパイプ径よりも太くなるので掴みやすくなる。
- 3本買っても約1,000円でコスパ抜群。
- 取り付けにはある程度の分解が必要で面倒くさい。
- レバー式の三脚だと分解がかなり面倒になる。
- スポンジを固定していない場合、扱っているうちに位置がズレてしまう。
- スポンジに厚さがあるので三脚によっては脚が閉じなくなる。
- パイプ径が太くなってかさ張る。(バック横に挿せなくなる場合もある。)
スポンジグリップはクッション性には優れていて、防寒対策や取扱いのしやすさには優れています。可能であればスポンジグリップの方がおすすめです。
その変わりにスポンジ部分がかさ張り、装着には三脚の分解が必要になるので装着できる三脚が限られます。ハスキーやジッツオのような分解のしやすい三脚など。
マンフロットなどのレバー式の場合は分解が面倒なので、分解せずにグリップテープを巻いた方が楽かもしれません。
グリップテープの長所と短所
スポーツメーカー「YONEX」のグリップテープを巻き付けたジッツオのトラベラー2型を使用してみて感じた長所短所です。
- テープを巻きつけるだけなので三脚を分解する必要がない。
- テープ自体には粘着成分がないので何回でも巻き直しが効く。
- パイプ脚にしっかりと巻き付くのでズレることがない。
- 巻き付けてもパイプ脚がそれほど太くならずかさ張らない。
- 脚の太さに影響が出ないので、全ての三脚で問題なく脚が閉じる。
- スポーツ用を含めればデザインやカラーが抱負。
- 三脚の分解の必要は無いがテープを巻き付ける作業が手間。
- 三脚を肩に担いでもクッション性が無いので痛い。
- 厚さが無いので三脚の冷たさが多少は伝わってくる。
スポンジグリップに比べるとグリップテープは薄っぺらいので防寒性やクッション性は劣ります。ただ確実に「何も無いよりはマシ」です。金属を素手で触るのが嫌いな人や、滑り止めのグリップとしては優秀です。
僕の使用しているのはテニス・バドミントン用のグリップテープなので、振り回したくなるくらいにグリップが効きます。金属バットを握っている気分かな。
取り付けの際は三脚の分解の必要が無いので全ての三脚で巻き付けることができます。巻き付けた後にパイプ脚が極端に太くなることがないので、コンパクト三脚ではグリップテープがおすすめです。
まとめると…
僕目線での使い分けの話です。
普段使いの三脚にはスポンジグリップを取り付け、登山用やトラベル用のコンパクト三脚にはグリップテープがおすすめかなと思います。
ただスポンジグリップは三脚を選ぶので無理なのであればグリップテープという感じで。
あとは好みでどうぞ。
とくに格安のスポンジグリップに拘らないのであればジッツオのレッグウォーマーを買うというのも手ですね。分解せずに装着が簡単で、サイズさえ合えばどの三脚でも装着できるはずです。
まとめ:スポンジグリップいいよー
僕は金属部分の触り心地をすごい気にするタイプなので、三脚にはグリップは必須です。
3本1,000円のスポンジグリップがすごい気に入っています。クッション性があって掴み心地が良いんですよ。ずっと握っていたいくらい。
以上が今回の質問回答のまとめでした。