甘利山〜奥甘利山〜千頭星山を登山!熊に怯えながら富士山を眺めてきた

甘利山から千頭星山まで登山

こんにちは、アキです。

甘利山に咲くレンゲツツジが見頃!甲府を一望する富士山絶景スポットの続編になります。山梨県韮崎市の甘利山での撮影を終えてから、裏甘利山〜千頭星山へと登山をしてきました。

富士山がぱっつん新雪で抜けも良し、なかなかのハイキング日和でした。

甘利山〜千頭星山の登山記録

千頭星山(標高2,138m)は、南アルプス山系で山梨百名山の1つ。甘利山〜千頭星山の間には奥甘利山(標高1,843m)も通過する。

コースタイムは甘利山〜千頭星山までは2時間とされていますが、僕の足で1時間30分程で到着しました。難所はなく、迷うような要素もなく歩きやすい登山道でした。

登山をしたこの日は6月1日。実は前日の5月30〜31日には韮崎の麓やら富士吉田などで熊の目撃情報が相次いでいました。

それを知っての入山だったので今回はかなり熊にビクビクしながらの登山になりました。家に帰ってから少し調べてみたら千頭星山も熊の出没情報の多い山でした。こわっ。

甘利山〜裏甘利山

暗いうちから甘利山の山頂に来て富士山撮影をしていましたが、重たい三脚だったりと防寒具だったりと要らない物を車に置いていくために駐車場までいったん下山。

甘利山の山頂から見る千頭星山

登山用の荷物に変えて再び甘利山の山頂へと戻りました。甘利山をスタートして千頭星山を目指します。

あそこです。

甘利山から千頭星山までの登山道

山頂の少し奥にはすぐに分岐があるので間違えないように「奥甘利山・千頭星山」方面へと進みます。

人気撮影スポットにもカメラマンはそれほど多くない、朝のこの時間にはまだハイカーもいない。怖いのでこの時すでに熊鈴を鳴らし始めました。

まずは奥甘利山を目指します。

甘利山から千頭星山への登山道

甘利山から下りきったところに大笹池へと続く分岐がありましたが、山と高原地図には記載されていないルートです。破線ルートですらありません。記載されていません。

甘利山から大笹池への分岐

道迷い事故の注意看板もあります。

読図に自信ニキのみが進めるルートですね。

この分岐から登り返しが始まる。

奥甘利山のヤマツツジと富士山

奥甘利山までの登り返しには満開のヤマツツジがありました。甘利山で見たどのツツジよりも満開です。

奥甘利山のズミの花と富士山

ツツジよりも目立っていたのが見頃のズミの花。家に帰ってググるまで知らない花でした。

完全に見た目が白い桜で、桜吹雪のようにヒラヒラと散っていました。このズミの花があちらこちらに咲いていました。

奥甘利山のズミの花

アップで見てもやはり白い桜。木とか枝とかも完全に桜にしか見えません。

なんだろう。ツツジよりも綺麗。

奥甘利山の分岐

と、花を満喫しながら登っていると1時間もしないうちに奥甘利山への分岐へ到着しました。

千頭星山へ行くには直進ですが奥甘利山へは分岐を右へ進みます。と言ってもここから1分ですけどね。

奥甘利山の山頂 奥甘利山の山頂

奥甘利山(標高1,843m)に到着。

山頂は少しだけ開けたスペースになっていますが、基本的にはカラマツ林と笹原に囲まれている。熊が出そうで怖い。

奥甘利山からの新緑と富士山

山頂からの富士山。花も良いですが僕はやはり新緑の山々の景色が大好きです。それと少しだけ笹フェチ。たまらん。

ここまでの登山中はずっと富士山の展望がある山です。

裏甘利山〜千頭星山

奥甘利山から千頭星山への登山道

再び千頭星山へ向かうルートを進みます。

甘利山から千頭星山への登山道から見る富士山

終始、カラマツ林の中を進むんだけど風があるためカラマツや笹原のガサガサ音が凄い響きます。なので僕の鳴らしていた熊鈴の音がそれほど響いていない気がした。(もっと大きい熊鈴が欲しくなる。)

流石に怖くなってきてiPhoneで音楽を大音量で鳴らし始めた。ヒップホップです。ラップって不協和音気味で熊よけに効果が高そうだな。

「怖い怖い」と思うほどに本当に出くわしそうで怖い。

千頭星山への分岐

尾根まで登り切ると分岐があるので左の千頭星山方面へと進みます。

基本的に「甘利山〜千頭星山」以外のルートは破線ルートなので上級者向けだと思います。ここの破線ルートから青木鉱泉まで行けちゃいます。

千頭星山の笹原と富士山

尾根を歩き始めると笹原越しに富士山の展望がありました。どこか山伏っぽさを感じて凄い好き。

もう少しまったりと撮影していたかったが、ふと横にあった木に目をやると…

千頭星山の熊の爪痕

これ熊さんのやつだー。絶対そうだ。更に怖くなりそそくさとカメラを片付けて山頂を目指す。

よく見るとあちらこちらの木が八つ裂きに。

カラマツ林に笹原って完全に熊のフィールドなんだよな…

千頭星山までの尾根 千頭星山の尾根

尾根はずっとカラマツ林と笹原が続き、時折見かける立ち枯れの感じがすごい好きだ。

すごい好きな雰囲気ではあるが熊がすごい怖い。何とも言えない気分で早足で進む。

この辺りから熊鈴を手で執拗にチリンチリン響かせて歩いたよ。まじで怖いから。

落葉松に熊棚

登山道沿いのカラマツに熊棚が!

枝が食い千切られているし鳥の巣ではないような。

熊のフィールドサインが増えてきてビクビクが止まらない。

千頭星山の笹原

怖いけど、この笹原とカラマツ林がやはり素敵だなぁ。

千頭星山からの富士山

山頂を目前にして展望がなくなるため、これが最後の富士山。

千頭星山の山頂

千頭星山(標高2,139m)へ到着。甘利山から1時間30分ほどでした。

怖いので休憩無しでUターンし下山開始。帰りは必死に降りたよ。

下山の話

下山時は、奥甘利山を過ぎたところでようやく朝一のハイカーとすれ違った。

奥甘利山からの新緑と富士山

甘利山が見えてくると何故か一安心した。

甘利山を含めた新緑の山々が綺麗です。なんやかんや富士山もずっと顔を出していてくれたし、ぱっつん冠雪も健在だし、気持ちよくハイキングが出来ました。

甘利山の山頂

標高1,700m付近から登山をスタート出来るのがありがたいですね。それほど大変な箇所はありませんでした。僕の脳内の熊さんが怖かったくらいです。

熊って臆病で人間に出会う前に熊の方から逃げていくって言われていますよね。

「熊がいなかった」のではなく「こちらが気がつく前に熊が先に逃げている」と考えるとけっこう怖いものを感じますね。知らないうちにニアミスしているわけですから。

熊鈴やラジオ・オーディオは大切ですね。

よくよく考えると、熊さんは下界で目撃されていたわけですよね。餌を求めて下山していたということは、山の上の熊さんはお留守なので逆に安全だったんじゃないかなって思ったり。

違うか(笑)

ちなみに家に帰ってお昼寝したら熊に追いかけられる夢を見ました。

まとめ:新緑ハイキングは最高

新緑やら、カラマツと笹原やら、ツツジにズミの花と大収穫。そして6月に入った初夏にぱっつん冠雪した富士山を眺めながらの新緑ハイキングだなんて贅沢でした。

富士山の見えている時間が多かったので、いちいちザックからカメラを取り出すのが面倒だった。登山時の一眼レフカメラの持ち歩きシステムを少し見直す必要があるなって。

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今回のような撮り歩きができる山ではこの類のホルダーが欲しくなる。考えておこう。

甘利山をスタートして奥甘利山〜千頭星山と登山してきた記録でした。みなさん熊鈴やラジオを忘れずに!