こんにちは、アキです。
年明けから3週間、ようやく初撮りしました。
2019年一発目の満月がスーパームーンだということで、富士山に重ねてパール富士狙いです。
スーパーブラッドウルフムーンについて
今回の満月の瞬間は日本時刻で1月21日14時16分でした。
例によって “正確な満月” は日本では観測不可能なので、日本で観測できるスーパームーンというのは「ノリ」です。(ハロウィンの前後に渋谷で大騒ぎするアレみたいな。)
そして2月の満月もスーパームーンなんだとか。
Wiki記載の定義では、スーパームーンとは「遠点のものよりも最大14%大きく、30%明るい」とされています。(スーパームーン – Wikipedia)
大きさ明るさの比率を定義とするので、2ヶ月連続でスーパームーンになる年もあるのですね。僕は「年に最大の満月」のことだと勘違いしていた。
で、今回のスーパームーンがどうやらアメリカで話題だということでした。
──スーパーブラッドウルフムーン。
なんか強そう。(ぜったい強い)
今回のスーパームーンは、アメリカ地域では皆既月食による「赤い月」を同時に観測できました。(案の定、日本では観測できない時間帯です。)
この赤い月がブラッドムーン。
そして1月の満月をウルフムーンと呼びます。
それらを合わせて、スーパーブラッドウルフムーンだとか。
スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人(公式名)みたい。
ちなみに月ごとに満月の名前があります。
- 1月の満月→ウルフムーン
- 2月の満月→スノームーン
- 3月の満月→ワームムーン
- 4月の満月→ピンクムーン
- 5月の満月→フラワームーン
- 6月の満月→ストロベリームーン
- 7月の満月→バクムーン
- 8月の満月→スタージャンムーン
- 9月の満月→ハーベストムーン
- 10月の満月→ハンターズムーン
- 11月の満月→ビーバームーン
- 12月の満月→コールドムーン
6月の満月はストロベリームーンというネーミングのせいなのか、ピンク色に加工された満月の写真が話題になったのをよく見た覚えがある。
4月のピンクムーンこそピンク色に加工しないと駄目な気がする。
ちなみにブルームーンはひと月に満月が2回巡ること。青いという意味ではないのです。
- スーパー(なんかでっかい満月)
- ブラッド(皆既月食で赤みがかる)
- ウルフ(1月の満月の名)
日本では満月の瞬間も、皆既月食も観測できないので「ほぼスーパーウルフムーン」てところでしょうか。
富士山撮影記(2019.1.21)
田貫湖へやってきた僕は、例のごとくスーパー地形でパール富士のポイントを検索しました。
今回もなるべく剣ヶ峰の近くから月が出るような位置での撮影予定。
富士山頂からスーパームーンが出てくるのは18時25分頃なので、時間帯としては真っ暗で富士山撮影には向いていないと思う。
iPhone版カシミール3D「スーパー地形」でダイヤモンド富士の撮影が捗る
検索した撮影ポイントに到着する頃には、ちょうど夕日に染まる富士山の姿があった。
周囲には誰もいない場所で独り占め。
散歩のおばちゃんに挨拶すると「富士山好きなら、ここらへん安いから家買っちゃいなー」と勧められた。いつか富士宮辺りに住みたいです。
先っぽの方だけ紅く染まっているタイミングが1番好きです。
僕のいた場所には他に2人加わって3人となる。スーパームーンだから混んでいると思ったんだけど拍子抜けだな。お祭り気分だったのに。
時間帯が悪いからだろう。
18時30分頃、ようやくスーパームーンの登場。
案の定、暗くて難しい撮影となった。富士山をハッキリさせると月は白飛びするし、満月の模様を出すには富士山は完全な影となる。
富士山のディティールをとるか、満月の模様をとるか。
結果的にいろいろとレタッチで誤魔化しております。
難しいなぁ。
やっぱり1000mmくらいで満月をアップに切り取りたいな。
僕の望遠レンズ事情の関係で、300mmで撮影したものをめっちゃトリミングしました。
結局のところ、スーパームーン感(眩しさ)が欲しいので白飛びしていて結果オーライ。ゴーストも良い味を出していて好き。
ゴーストムーンやね。
それほど大きく感じない満月だったけど、がっつり白飛びさせて程よく大きく見える感じかな。
2月のスーパームーンの方が大きいということなので可能だったら狙ってみよう。
という1月21日のスーパームーンと富士山の撮影でした。
まとめ
2018年1月のスーパームーンの撮影も今回と同じ時間帯で、しかもパール富士撮影に初挑戦でした。自分が下手なんだと思ったけど、アレって普通に難しい時間帯の撮影だったんだな。
今でも思うように撮れない。
やはり1000mm辺りを導入しなくてはならないのか。